2024/7/27 09:47

赤字続き『ベーカリー』お手頃価格「コンビニのパンよりも...」

びっくり

イオンの子会社、イオンベーカリー株式会社が運営するベーカリーチェーン「カンテボーレ」。全国に145店舗あるものの、赤字が続いています。実際に店を訪れ、実食してきました。

イオンの子会社、イオンベーカリー株式会社が運営するベーカリーチェーン「カンテボーレ」。イオングループの店内に出店する形で店舗数を拡大し、2024年7月現在で全国に145店を展開する一大ベーカリーです。なお、同年1月から3店舗が閉店しています。

 24年2月期決算で、純利益は6億5,964万9,000円の赤字。前年の3億2,230万9,000円の赤字から拡大し、ネット上でも「赤字店舗が多い」との指摘が見られます。

 また、ネットで「カンテボーレ」と検索すると関連ワードで「まずい」がサジェストされる状況で、評判は芳しくないといえるでしょう。

 公式サイトによると「焼きたてをお客さまに提供するため、スクラッチ、高品質なベイクオフ商品を取り入れて展開」とのこと。「スクラッチ」とは小麦粉の配合から自社で手作りする製法、「ベイクオフ」とは工場で作られた冷凍生地を店で焼き上げる方法のため、製法として相対するものですが、ものによって作り分けているのかもしれません。

パンは、どれもお手頃です。クリームぱん、チョココロネ、穂の極みめろん(メロンパン)など定番商品は162円均一。高めのものは、タスマニアビーフカレーパンの313円。

 また、ベーカリーと接続したかたちでドーナッツコーナー、ピザコーナー「PIZZA SORRIDERA」があります。ピザは店内の焼き窯で焼いているのがウリのよう。ホールで1枚700円〜900円前後です。注文してから焼き上げて、イートインでも食べられるそう。

4種類のパンを実食したうえで感じたのは、ネットで「まずい」といわれるのも納得ということ。食べられないほど問題があるわけではないのですが、コンビニのパンより低クオリテイとは言えると思います。これでは、商品が売れないのも納得です。

 それを踏まえて、カンテボーレに感じたのは以下3つのこと。

①見た目がおいしそうに見えない
②生地がパサついてる
③くるみやハンバーグの具材の味は悪くない
③詰め合わせはコスパ良い

 具材はトップバリュの中から選び放題だと思うので、あとは生地がおいしくなることに期待です。天下のイオンに併設されたインストアベーカリーの今後に期待しています。とサイゾーウーマンは報じた。

イオンの赤字拡大ベーカリーチェーン【カンテボーレ】、食べて納得した「売れない」理由(2024/07/26 15:00)|サイゾーウーマンイオンの赤字拡大ベーカリーチェーン【カンテボーレ】、食べて納得した「売れない」理由(2024/07/26 15:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部