体調不良を訴え…トラブルも、マナーが悪すぎて「不満を爆発」
故・ジャニー喜多川氏の右腕にして、かつて自ら後継者を自称した滝沢秀明氏が、“古巣愛”に満ちたイベント開催した。しかし、その反響は最悪で、ファンから「大失敗」との声も漏れている。
滝沢氏が社長を務めるTOBEは、8月11日に東京ドームで運動会を開催。三宅健、北山宏光、IMP.、Number_i、デビュー前のTRAINEEなど、事務所タレントが集合し、野球対決や歌唱パフォーマンスを行なった。
「東京ドームでの運動会イベントは、ジャニーズ事務所が定期的に行ってきた。古くは光GENJIの時代から、2017年まで定期的に開催。今回のTOBE運動会は元日の能登半島地震のチャリティーと銘打っており、ジャニーズ事務所も新潟県中越地震や東日本大震災など、チャリティーイベントとして開催していたため、中身だけでなく目的もソックリ」(元ジャニーズ担当スポーツ紙記者)
やはり、滝沢氏の中に“ジャニーイズム”の灯りは消えていなかったようだ。
「滝沢氏はジャニー氏のやり方を間近で学び、そのセンスから“小さいジャニーさん”と自他ともに語っていたほど。引退時には各メディアのインタビューでジャニーイズムを遺すと意気込み、お別れ会では霊柩車の助手席で遺影を抱えるほどでした」(同)
フォーマットやチャリティーなど、隠してもにじみ出る古巣愛に、ファンからは《先代のイズムが受け継がれる下で紫耀くんがエンタメ世界に生きれて嬉しい》《本当にすごい! ジャニーさんの意思を継ぎたい人たちが集まったんだ!》《野球大会というと過去を思い出す…》などと感動の声が上がっている。
しかし、肝心のイベントは、開催前からゴタゴタの連続だった。まず襲ったのは、チケット定価割れという哀しい現実だ。
「チケット争奪戦を予想し、FC名義を複数作っていたファンも多い。しかし、応募したところ、全て当選して逆に困ったという報告が相次ぎました。開催1週間以上前の時点で、チケット取引サイトでは、定価3900円に対して1000円と半額以下の相場に…。それでも売れ残り、当日になって200円で同行募集という出品も見受けられました」(男性アイドルウォチャー)
ただでさえ悲惨な状況にもかかわらず、入場では追い打ちをかけるようにトラブルが発生する。
「ぴあが運営するMOALAというプラットフォームで、エラーが発生したんです。再ログインや再インストールしても変わらないどころか、入場履歴が消えました。結局、チケットを表示できず、多くの人が炎天下で長蛇の列に並んでいて、搬送こそされないものの体調不良を訴える人もいました」(来場者A)
公式が関与していないファン同士の交流でも、来場をめぐってトラブルが起こる。
「私も知り合いも、複数当選で同行者を募集したのですが、時間になっても来ない、取引ルールを理解しないといったことはザラ。中には突然どこかへ消える人もいて、カオスそのものでした」(来場者B)
こうした阿鼻叫喚は《システムエラーでチケットが表示されず、長蛇の列に並びました》《アプリが何にも出来なくなって40分くらい窓口に並び、一悶着すると紙チケット貰った》《チケット不具合で1時間弱並んでるけど開演間に合わなそう》《近くにいた人が不具合に引っかかって、本確する列に1時間以上並んだ》《ドーム規模のイベントでチケット分配できなくて焦った》など、SNSでも多数上がっていた。
結局、開演時間は予定よりも押してしまい、用意された綱が使われることなく撤収され、綱引き企画がなくなるという影響も出ている。
しかし、それ以上にイベントに影響を及ぼしたのが、平野紫耀らが属するNumber_iのファンマナーだ。
「TOBEで一番多いのはNumber_iファンだと思うのですが、メンバーが動く度にいちいち悲鳴のような歓声を上げるんです。他アーティストが歌っている時には、彼らそっちのけで平野くんや神宮寺(勇太)くんの動きを追い、ペンライトやうちわを振ったり、リスペクトに欠ける行動が目立ちました。中断こそしませんでしたが、明らかに進行に支障をきたしていましたよ」(前出・来場者B)
特に不満を爆発させたのが、事務所最年長・三宅のファンだ。
「健くんの歌唱中にNumber_iメンバーが移動していたのですが、ファンはこの動きに歓声を上げるので、歌に全く集中できませんでした。健くんの歌に興味がないのか、スマホをいじってブスッとしている人もいたんですが、おとなしい分、まだマナーがいいと錯覚するほどです。こんなファンと同じ会場なら、もうファミリー売りしないでほしい」(前出・来場者A)
発足から1年ほどのTOBEだが、早くもファン同士で内ゲバが発生しているようだと、週刊実話は報じた。
編集者:いまトピ編集部