2024/9/4 15:36

『人気チェーン』北海道9店を全閉店、九州からも撤退「かつては絶大な影響力」

トマト

過日、北海道と九州からの撤退が報じられた「西友」。かつては絶大な影響力を誇る総合スーパーだったものの、2000年代からは存在感が薄れていました。現在の西友の姿をリポートします。

西友は衣食住のアイテムを扱う総合スーパー(GMS)チェーンでしたが、昨今はスーパーマーケット業態の出店が多く、食品主体の店舗が中心。現在、店名は「西友」のほかに「リヴィン(LIVIN)」「サニー(SUNNY)」があり、それぞれ食品スーパーになっていて、店舗数は322店(2023年11月時点)です。

「食品新聞」によれば、西友の過去3年間の営業利益は、2021年度162億円、22年度242億円(前年比約49%増)、23年度315億円(同約30%増)と右肩上がり。そんな追い風を受けて、今年4月「さらなる発展を目指すため」、北海道と九州からの撤退して本州での事業に注力すると発表しました。

北海道からは9月30日をもって全9店舗を閉店。店舗はイオン北海道が買収したため、店名を「イオン」や「マックスバリュ」などに変更して生まれ変わるそう。

なお、西友は21年、25年までに「食品スーパーで業界ナンバーワン」「ネットスーパーで業界ナンバーワン」を目標に掲げていると、サイゾーウーマンが報じています。

【西友】北海道9店を全閉店、九州からも撤退でも……実は「総菜」がパワフルですごい!(2024/09/04 13:00)|サイゾーウーマン【西友】北海道9店を全閉店、九州からも撤退でも……実は「総菜」がパワフルですごい!(2024/09/04 13:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部