2024/9/17 10:39

『人気チェーン店』業績悪化で大量閉鎖、約180店舗にまで減少 20年には100店以上の一斉閉店も「奇跡のV字復活」

ステーキ

一時は積極的な大量出店でブームを巻き起こしたステーキチェーン「いきなり!ステーキ」。その後、業績が悪化して大量閉鎖に追い込まれ、近年は運営会社ペッパーフードサービスは最終赤字が定着していたが、今年度は営業利益の黒字転換を見込み、再び出店増加を計画するなど“奇跡のV字回復”を遂げつつある。

18年頃から客数が前年同月比マイナスとなる月が続き、同年12月期決算では最終赤字に転落。20年には100店以上の一斉閉店と200人の希望退職募集を発表し、同じく主力事業のステーキチェーン「ペッパーランチ」の売却を決定。さらに減損損失と事業構造改善引当金を計上し一気に改革を進める姿勢を見せたが、以降、業績不振が継続。18~20年12月期、22~23年12月期は最終赤字となっている。店舗数は現在、約180店舗にまで減少した。

「いきなり!ステーキ」はファミリー客を重視した店舗への転換を進めているが、競合も多いなか、生き残って成長していくことは可能なのかと、ビジネスジャーナルが報じている。

いきなり!ステーキ、不可能といわれた「奇跡のV字復活」を遂げた意外な要因 | ビジネスジャーナルいきなり!ステーキ、不可能といわれた「奇跡のV字復活」を遂げた意外な要因 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部