『ドラマ』演技すごいな、一瞬の演技に脱帽「同じ役者さんなの凄い」
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』にて、美雪(片岡凜)が見せた“一瞬の仕草”がXで注目を集め、話題となっている。
一度は不処分となった美雪だが、売春と窃盗の教唆で再び家裁に送致。寅子(伊藤)と対面した美雪は、教唆の事実を認め「先生はどうしてだと思います? どうして人を殺しちゃいけないのか?」と問う。
寅子から、かつて美雪の母・美佐江(片岡)が同じ質問をしたと聞き、感情を高ぶらせる美雪に、寅子は「奪われた命は元に戻せない」と話し、「理由が分からないからやっていい、じゃなくて、理由が分からないからこそやらない。奪う側にならない努力をすべき」と主張した。
「そんな乱暴な答えで母は納得しますかね?」とあざ笑おうとした美雪に、寅子は「美雪さん、私は今あなたの質問に答えています。お母さんの話はしていません」と諭す。
これに、美雪は笑みを消して頬を引きつらせ、折り畳みナイフを取り出して寅子に突きつけると、「母の手帳をご覧になったんでしょう? 母も娘も他の子たちとは違う。異質で特別で、手に負えない。救うに値しない存在だと」と訴える。
寅子は、美佐江を「恐ろしい存在」と決めつけてしまったことを振り返り、「もっと話をすべきだった」と後悔の念を明かすと、美雪に「お母さんの真似はしなくていい」と伝える。「話をしましょう、何度でも」と言う寅子に、美雪はナイフを投げ捨てて立ち去った。
美雪が頬を引きつらせた一瞬の動きに、Xでは「美雪さんの口角ピクピク…演技でできるん? 片岡凜さん、すごいね」「美雪の左頬が2回も引きつった。演技すごいな」「美佐江の霊が美雪の身体を出て成仏していくかのようだった。演者さんすごい」と、片岡の演技に驚きの声が。
さらに、美佐江と美雪を1人2役で演じたことに、「美佐江と美雪が同じ役者さんなの凄いよな…。似てるけど違う感じが出ている」「美佐江と美雪の演じ分けによるのかもしれないけど、美雪の発音はだいぶ今風に感じる。『し』が『す』に近くて、口をあまり開けない省エネ発音」「美佐江はバリア凄かったが美雪ちゃんは素直さあどけなさがあってまったくの別人だと思わせてくれる。俳優さんすごい」と評価するコメントも上がっている、とSirabeeが報じた。
編集者:いまトピ編集部