レジェンド『K-1の番長』まさかの1回KO負け…「戦う体ではなかった」
Amazonなんと14年ぶりのK-1参戦だった。
10月5日にエディオンアリーナ大阪で行われた「K-1大阪大会・WORLD GP無差別級アジア予選3回戦」に登場したのは、51歳のジェロム・レ・バンナ(フランス)だった。ところがK-Jeeを相手に1回KO負け。かつて「K-1の番長」と称された男が、右ハイキックを顔面に浴び、一撃でマットに沈んだのである。
元キックボクサーの魔娑斗が、自身のYouTubeチャンネル〈魔娑斗チャンネル〉で、この敗戦に言及した。
「見た目がデカいじゃん。筋肉があって51歳には見えない体してたわけじゃん。だからといって戦えるかっていったら、また別もんなんだよね」
魔娑斗自身も「現役復帰」を経験している。6年ぶりとなった2015年12月31日の山本KID徳郁とのバトル(3-0で3回判定勝利)、翌2016年12月31日の五味隆典との一戦(5回引き分け)では、当時30台中盤の若さだったが、週2回の練習でも疲労が抜けず、
「久しぶりにやった時って、無名の子にパパパンって打たれたわけよ。スピードに反応できてない。そういうことがあるって自分でわかってるから、ジェロムも反応できないだろうなと。見た目はトレーニングしてるから動けそうだけど、格闘技の競技と体を鍛えてるっていうのは別なわけよ」
一方で、11月15日に米テキサス州で対戦が予定されているのは、ボクシング元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソンと、お騒がせYouTuberのジェイク・ポール。タイソンはド迫力のミット打ちを公開しており、ファンの間では「この男はいまだ野獣だ」「(ポールは)後悔することになる」との声が上がっている。
とはいえ、58歳と27歳の対決。「ジェイク・ポールのジャブの間合いに入れない。スタミナ削られて無理に突っ込んだところでタイソンがアッパー食らうよ。ジェイクを過小評価しすぎだ。そして老いたタイソンを過大評価しすぎ」などと評する向きも。
レバンナのKO敗戦により、こちらの注目度はますます上がることだろうとアサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部