2024/10/11 18:09

視聴率2.3%「日テレはもうドラマを作らない方がいい」「ドラマ制作能力なし」散々な評価

テレビ

日本テレビはもうドラマを作らない方がいい…。そう思えてしまう理由が、直近の2作品の視聴率にある。

 10月5日に放送されたドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」の初回は個人視聴率2.5%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)。翌6日から始まった日曜ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」も個人2.3%と、いずれも低調な出だしだった。

「潜入兄妹」は竜星涼と八木莉可子のW主演。父親を殺害した巨大犯罪組織を殲滅するため、組織に潜入した兄妹の活躍を描くオリジナルストーリーだ。これが視聴者からは「既視感ある構成」「すげぇ安っぽいけど大丈夫なんかこれ」と不安視されている。

 堀田真由が主演の「若草物語」は、アメリカの作家オルコットによる同名小説を原案に、舞台を現代日本に置き換えて描かれるコメディーだ。脚本のつたなさゆえか、これまた「ドライヤーかけながら暇潰しに見るドラマ」「深夜ドラマっぽい」などと、散々な評価なのである。

 かつてはヒット作、話題作があった日本テレビのドラマだが、このように局内では不良債権化している感がある。なぜかといえば、

「ズバリ、自分のところで脚本家を育てていないからです。フジテレビやNHK連続テレビ小説、日曜劇場など、他局で売れている作家、ライターを呼んでは書かせているだけなので積み上げがないし、ライターからの信頼もない。日テレは『シナリオ登龍門』という新人コンクールを毎年開いていましたが、2005年に廃止された。危機感を覚えたのか、18年ぶりに『日テレ シナリオライター コンテスト』という形で復活し、今年7月に受賞者が発表されました。が、どこまで新人を育てていく気概があるのか不明です。それに加えて『セクシー田中さん』問題で浮き彫りになりましたが、原作頼みにもかかわらず、原作者をないがしろにする風土がある」(放送作家)

 脚本がイマイチだと、いいキャスティングもできない。悪循環を断ち切るために手厚く書き手を育てていかないと、日本テレビのドラマに明るい未来はやってこないのだとアサ芸プラスが報じた。

評価は散々「ドラマ制作能力なし」を露呈した日本テレビの「脚本家を育てない」ツケ | アサ芸プラス評価は散々「ドラマ制作能力なし」を露呈した日本テレビの「脚本家を育てない」ツケ | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部