2024/10/12 18:07
『ドラえもん』大山のぶ代さん、最終収録で…「ドラえもんそのもの」悼む声
アニメ『ドラえもん』のドラえもん役などで知られた声優の大山のぶ代さんが、9月29日に老衰のため死去していたことが11日、報じられた。90歳だった。大山さんはドラえもんとしての最終収録で、ドラえもんについての思いを語っていた。
最終収録後のインタビューで、大山さんは「元気なまま、素敵な花道を作っていただいて、こうやって卒業できるというのは本当にうれしいと思っています」と笑顔でコメント。声優が交代した後の新しい『ドラえもん』を見るか聞かれると、「見ますよ、そりゃ。だってドラえもんが好きなんだもの」と即答した。
また、今年7月に死去したのび太役の小原乃梨子さんが、卒業後について「現役の、のび太くんの感覚で、ずっといられそうな気がします。だから、とっても楽しいときが待っていそうな気がしません?」と問いかけると、大山さんも「します、します」と応じる。「いるんですよね、ドラえもんは。絶えずそばに」と話していた。
ネットでは、ファンから
「独特だけど温かく包み込んでくれる、あの優しい声が今でも大好きです」
「共働きで不在の両親に代わりいつもそばにいてくれた声でした。私にとってドラえもんといえば大山さんです」
「大山のぶ代さんはドラえもんそのもの」
「大山さんは永遠のドラえもんです」
と悼む声があがったと、しらべぇが報じた。
編集者:いまトピ編集部