『超人気アイドル(29)』実弟のプロモーションに参入か
10月26日に格闘技の聖地・後楽園ホールでボクシングの興行が行われた。第3試合のスーパーライト級3回戦では人気グループ・timelesz(元Sexy Zone)の菊池風磨の弟・菊池音央(新日本木村)が、ロク・ハッパ(中国)に3回1分44秒でTKO勝ち。通算成績を3勝2敗とした。
菊池は白星を先行させ、あと1勝でB級(6回戦)昇格となったが、憧れの先輩ボクサー・木村吉光選手が歩んだ道と同じ道を辿りたいという思いを吐露し、「(新人王を)狙うには来年しかない」と、新人王トーナメント参戦か、それとも6回戦昇格かという悩みを打ち明けたという。
「昨年、菊池はライト級(61.23キロ以下)の東日本新人王トーナメントに挑み、決勝まで進んだがエントリーは7人と例年に比べて少なく、準決勝は勝利。その前は不戦勝という運の良さもあった。181センチの長身で、同じ階級の中では有利で、兄に負けず劣らずのルックスなので、強くなれば女性ファンが付いて人気が出るはず」(スポーツ紙記者)
デビューは昨年3月でハイペースに試合をこなしているが、今年5月のゴン・エンコン(中国)戦で1回わずか47秒でTKO勝利。デビュー4戦目で初のKO勝ちとなり、今回の試合で連勝となったが、ジム側も売り出しにかかっているという。
「史上2人目の2階級4団体統一王者の井上尚弥らが所属する大橋ジム、格闘技戦無敗でボクシングに転向し世界王者を狙う那須川天心らが所属する帝拳ジムのように力のあるジムならば、世界戦を“ゴール”にマッチメイクしていくことも可能。しかし、菊池のジムは老舗だが、現在世界王者はおらず、おまけに現状ではライト級国内タイトルすら厳しいが、とりあえず勝てそうな相手を当てて連勝記録を伸ばすのが最善策だろう。それに菊池はまだ21歳と若く“伸び代”はたっぷり。ひたすらボクシングに打ち込めばこの先の道が開けてくるはず。本人の心意気もあるが、菊池の場合、有名過ぎる兄がいるので、兄の協力があればもっと名前が売れるはず」(同)
菊池がデビューした当時、兄の風磨が所属していた旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)では、所属タレントが公の場やメディアでよほどのことがない限り基本的に自身の身内や同僚の身内を話題にすることはまれだった。
しかし昨年9月、旧ジャニーズが創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を認めたことで体制は崩壊。社名変更を余儀なくされただけではなく、今年4月からは所属タレントのマネジメント権を新会社・STARTO ENTERTAINMENT(STARTO社)に引き継いだ。
それに伴い、菊池の兄はSTARTO社と専属エージェント契約を結んだと思われ、4月27日にはオフィシャルサイトとオフィシャルファンクラブを開設していた。
「ファンクラブは有料で、旧ジャニーズ体制ならばあり得ない“STARTO社を通さない収入”となっているようだ。現在、中島健人が抜けて3人体制になったtimeleszの新メンバーオーディションを開催しており、Netflixで独占配信しているが、それも同様と思われる。弟のデビュー以来、お忍びで試合会場に足を運んで声援を送っているというが、現在の状況ではオーディションが一段落したら弟の売り出しに尽力することになるかもしれない」(芸能記者)
将来性のある弟のためにも、ボクシング界の盛り上げにひと役かってほしいものだ、と日刊サイゾーが報じている。
編集者:いまトピ編集部