【嵐】『紅白歌合戦』で復活か
Amazonまもなく出場者の発表が予定されている年末恒例『NHK紅白歌合戦』。
NHKでは去る10月16日、定例会見で会長が旧ジャニーズ事務所のタレント起用を再開すると発表しており、今回の『紅白歌合戦』で、現在活動休止中の「嵐」が復活するのではないかと注目されている。
「嵐が活動を休止したのは大野が、“一度、何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい”と望んだためでしたが、その後、宮古島に移住した大野がオーナーと言われているリゾート施設が完成したことで、グループ復活に前向きになっているそうです。来年3月には、コンサートの開催に向けて動き始めたという情報もありますが、先日NHKが旧ジャニーズのタレント起用解禁を発表したことから、『STARTO ENTERTAINMENT』とマネジメント契約している嵐が『紅白』で復活するのではないかと噂されているんです」(音楽ライター)
嵐の活動休止後、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の4人はソロ活動を継続していたが、昨年、旧ジャニーズ事務所創業者である故・ジャニー喜多川氏による性加害問題が世界的に報じられ、事務所は存続の危機に立たされた。
「ジャニー氏の性加害を認めた事務所は社名を『SMILE-UP.』に変更し、再スタートをアピールしましたが、泥船から脱出するように所属タレントの退所が相次ぎました。二宮も昨年11月に、松本は今年5月末に独立しましたが、ただ、グループ自体は旧ジャニーズ事務所のマネジメント業務の受け皿となった『STARTO ENTERTAINMENT』と契約。また、松本が独立する1カ月の4月には、大野も加わったメンバー5人で『株式会社嵐』を設立したことから、11月3日のデビュー25周年に向け、復活コンサートが開催されるのではと期待されたのです」(イベント関係者)
コンサートではなかったが、今年9月、STARTO社は嵐デビュー25周年企画を発表。特設サイト「MY BEST ARASHI」をオープンし、嵐のライブDVD計12タイトルをBlu-rayとしてリリースすることを発表したほか、11月3日から2025年3月下旬まで、このBlu-ray化を記念してファンクラブ会員限定のライブ上映イベントを行うことを発表した。
「11月3日の開催は難しかったようですが、松本だけでなく二宮も、復活コンサートに意欲を示しているそうです。そこで、来年3月までにスケジュールを調整したいという思惑があるようです」(前出の音楽ライター)
10月3日発売の「週刊文春」によれば、嵐の活動再開について同誌の直撃を受けた株式会社嵐代表の四宮隆史氏は、「活動再開はするでしょう」と回答したという。
また、大野を知るフリーライターは、「9月に四宮氏が宮古島まで来て、大野と話しています。その時に、『嵐』の復活に同意した、という情報があります」と話す。
大野といえば、これまで活動再開に難色を示してきたといわれ、他方、他のメンバーも、嵐がなくても、活動の幅を広げ、多忙を極めている。にもかかわらず、なぜ、嵐の活動再開にこだわるのか?
「ファンクラブの存在が大きいのでしょう。嵐は活動を休止してから約4年が経過しようとしていますが、会員数は休止した当時の約310万人と変わらない。この会員数は現在、STARTO社の中で一番人気があるSnowManの約2倍です。嵐のファンクラブの年会費は4000円ですから、単純計算でも年間120億円規模の収入になる。ファンクラブを分社化したSMILE-UP.社とSTARTO社は、ファンのために嵐の復活コンサートを模索しているんです」(大手プロ役員)
嵐復活を強く望んでいるのは、ファンだけではないという。
「ジャニーズ事務所前社長の藤島ジュリー景子氏です。関連会社4社の会長を辞任したとはいえ、権利関係は元社長のジュリー氏が掌握している。ジャニー喜多川氏の性加害に苦しんだ1000人近い被害者への補償もまだ十分進んでいるとはいえないなか、それでもなおタレント利権にしがみつく。事務所の体質は何も変わっていないのでしょう」(前出の大手プロ役員)
SMILE-UP.社とSTARTO社は、嵐復活よりも、まず先にやることがあるのではないかと日刊サイゾーは報じている。
編集者:いまトピ編集部