2024/11/5 18:28

『ドラマ』第4・5話でさっそく大ネタ「コミックの実写化でかなり成功している部類」

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人のウソを見抜いてしまう特殊能力を持った少女・鹿乃子(松本穂香)と、優れた推理力がありながら仕事が全然ない探偵・左右馬(鈴鹿央士)の探偵コンビが昭和レトロな舞台で難事件に挑むドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)も第5話。

3話までで自己紹介と事件解決プロセスのテンプレートを披露しておいて、第4・5話でさっそく大ネタを持ってきたな、という印象です。劇場版があるかわからないけど、とっとけばいいのに、と思うくらいスケール感と悲哀に満ちたエピソードでした。

『嘘解きレトリック』はコミックの実写化として、かなり成功している部類に入ると思います。トリックやセリフはほぼ原作通りに引用しながら、原作の世界観を立体化している。でも、「だからこれが正しいコミックの実写化だ」とは言いたくないんですよねえ。大幅な改変をしないことこそ正義とされてしまうと、ドラマというメディアはすごく幅を狭めていくことになると思うし、それこそ前クールの『降り積もれ孤独な死よ』(日本テレビ系)なんかは、コミックを大幅に改変して半分くらいオリジナル要素だったけど、すごくおもしろかったもんね。

結局のところ、改変のあるなしではなく、ちゃんとした人がちゃんとやってるから成功してるという、身もふたもない結論になってしまうのだけど…と、日刊サイゾーが報じた。

【24年秋ドラマ】『嘘解きレトリック』第5話 原作通りならいいのか……「正しいコミックの実写化」とは何か|日刊サイゾー 【24年秋ドラマ】『嘘解きレトリック』第5話 原作通りならいいのか……「正しいコミックの実写化」とは何か|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部