2024/11/6 15:00

『観光バス』に批判殺到、高速道路上で「あり得ない運転」

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兵庫県たつの市にある、観光バス会社「播磨乃国観光バス」の口コミ欄が大荒れしている。

 SNS上では、《あまりに酷い。高速道路であの行為は事故がおきてもおかしくないし、迷惑行為でもある。こんなバス乗ったら命の危険すら感じるため利用はしない》《さすがにこれはマズイだろ。危険すぎる》などといった批判が殺到しているのだ。

 どうやらXに投稿された動画が問題視されているようだが、いったい何が起きたのか。

 実際に動画を見てみると、高速道路の分岐地点に1台の観光バスが停車しており、バスガイドが降車した後、路上に設置された「ラバーポール」を踏みつける姿が…。バスはその後、ラバーポールをなぎ倒して進路変更し、走り去っていった。

 X上でも、《渋滞してるから急きょ進路を変更したのかもしれないが、完全にアウト》《緊急事態だったのかな。映像だけでは判断できないけど、危険だなあ》などというコメントがあがっている。

 道路上に並んで立っているオレンジ色や緑色のラバーポールは、高速道路の場合はスムーズな合流を促すために用いられている。衝撃吸収性の高い素材を使用しているため、仮に車が接触しても大きな衝撃を与えず、踏みつけられても速やかに起き上がる。また、事故などの際は緊急車両がUターンできるため、片側1車線の高速道路の中央車線に設置されることも多い。交通ジャーナリストが語る。

「観光バスはラバーポールを踏み倒し、斜線がある『ゼブラソーン』を横切って進路変更しています。ゼブラゾーン自体は走行禁止ではないため、通行しても罰則はありません。ラバーポールは破損がない限り、多くは問題視されることはありませんが、器物損壊と判断される可能性はあるかもしれません。とはいえ、とうてい『安全運転』とは言えない行為です」

 同社のHP上では、社長名で「今後このような事を二度と起こさぬよう、会社として乗務員の教育を徹底し、法令を必ず守る事を指導して参ります」とお詫びしている。安全運転は当然ながら、観光バス事業者ならば、他のドライバーのお手本となるようなドライビングを心がけて欲しいものだとアサ芸ビズが報じた。

観光バスがポールをなぎ倒して進路変更!高速道路上で起きた「あり得ない運転」に批判殺到  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ観光バスがポールをなぎ倒して進路変更!高速道路上で起きた「あり得ない運転」に批判殺到 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部