興行収入14億円超えを記録『映画』続編確定演出も「不仲ではなかった」
Amazon11月8日から10日の「国内映画ランキング」が発表され、「踊る大捜査線」シリーズの12年ぶりの最新作「室井慎次 敗れざる者」が、前週から2ランクアップの3位にランクイン。週末3日間で動員4万9600人、興行収入7100万円を記録し、累計成績は動員107万人、興収14億円を超えた。
同作は「踊る」シリーズで柳葉敏郎が演じる人気キャラクター・室井慎次を主人公に描く、映画2部作の前編。室井は志半ばで警察を辞めて故郷・秋田へ帰り、「事件の被害者家族、加害者家族を支援したい」との思いから、少年たちと穏やかに暮らしていた。そこへある日、室井の前に謎の少女が現れ、騒動が巻き起こる。
前編には室井役の柳葉、新城賢太郎役の筧利夫、沖田仁美役の真矢ミキら、シリーズではおなじみのキャストが登場。そして11月8日から10日には、15日に公開される後編「室井慎次 生き続ける者」が先行上映されたのだが、シリーズの「続編確定演出」があったというのだ。
すでにネット上ではネタバレしてしまっているが、ドラマシリーズから主人公だった、織田裕二演じる青島刑事が登場している。
「織田と柳葉の不仲説が流れ、それが原因で『室井慎次』には出演していないと思われていましたが、ちゃっかり出演していた。シリーズのファンを歓喜させています」(映画ライター)
とはいえ、織田とともに人気を支えてきた「あの女優」の出番はなさそうで、
「青島刑事の良きバディといえば、深津絵里が演じる恩田刑事。しかし、劇場版第2弾で犯人に撃たれて、その後は遺症に苦しみ、劇場版第4弾では退職して実家に帰るという設定で、曖昧なままに終わっています。しかし『室井慎次』の後編では、いまだ後遺症に苦しんでいることがハッキリ、室井の口から明かされることになった。シリーズ続編への出演はなさそうです」(前出・映画ライター)
深津は上白石萌音、川栄李奈とトリプル主演した、2021年のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」以来、映像作品から遠ざかっている。「踊る」シリーズ新作での「サプライズ復帰」があれば…と思ってしまうのだ。とアサ芸プラスは報じた。
編集者:いまトピ編集部