倒産・廃業が過去最多を更新中…2024年9月までに計39件、今後もさらに増えるか
焼肉店の倒産・廃業に歯止めがかけられず、過去最多を更新中だという。
輸入食肉のみならず、野菜やお米、人件費や水光熱費などの全体的な物価高騰の影響で、コロナ収束後も客足の戻りが悪く、資金繰りに困窮する焼肉店は閉業待ったなしの状態のようだ。
帝国データバンク10月2日の発表によると、焼肉店の倒産が年間最多を更新。2024年に発生した焼肉店の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は、9月までに計39件。今後も倒産・廃業がさらに増えそうだという。
そんな苦しい業界事情の中、大手焼肉チェーン『焼肉きんぐ』は2007年創業の後発でありながら、昨年の売上は840億円(富士経済「外食産業マーケティング便覧2024」参照)と焼肉チェーン業界1位。
焼肉以外のサイドメニューやデザートなども豊富ということや、SNS拡散を目的としたバズり企画、季節ごとのフェアメニュー、昨今のトレンド性も意識したサイドメニューを取り入れるなど、話題性にも注目していることが、人気の理由に繋がっていると考えられる。
「うまい肉食いたいなら個人店とか高級店とかの選択肢がある。 それでも個人的にきんぐに行く1番の理由は、1食分の量が少なめのため色んな物をオーダーして食べられるところ。 スープ系でも2つ頼んで違う味を楽しめる。 オーダーしてから提供されるまでの時間が早いのもポイント高い」
「肉の質は食べ放題だしそこそこだと思うけどメニューがたくさんあって色んな物を食べれるのが良いです」
「自分で取りに行くという手間が一切無いのがめちゃくちゃ楽」
「安い肉を美味しく食べるメニュー開発を頑張っていると思う」
「いや、質は最悪やろ。肉は食べられたものじゃない。行くならサイドメニューかな」
「正直質がいいとはいえん」
との声も上がっているとエンタナビは報じている。
編集者:いまトピ編集部