『タイミー』あまりにも上から目線「バカにしている」
スキマバイト仲介サービスの先駆けと言われる「タイミー」。サービス開始から今年7月に東証グロース市場に上場するまでにわずか6年、5年で売り上げが194倍になった急成長企業だけあって、批判的な話がボロボロと出始めているようだ。
「10月には朝日新聞から、バイトの無断欠勤に対しては無期限利用停止としていたことについて、厚生労働省から指導があったことが報じられました。タイミーはこれを認め、昨年に厚労省からの指導があったことで、『無期限』から『一定期間』へと変更したことを明らかにしました。短時間バイトなので、応募者も軽く考えがちなので、確かに勤怠管理は重要で同社の生命線でもあるでしょう。しかし『無期限』の出禁というのは一般通念から考えても首を傾げざるを得ないのではないでしょうか」(経済ジャーナリスト)
どこか軽薄だといい、その軽さがアダとなる事態も生じた様子。
「11月1日にテレビ東京系列で放送された『ガイアの夜明け』は、同社がどうして急成長しているのか、その舞台裏を同社の上場前から密着取材してまとめた内容でした。ところが放送を受け、同社の広報部長が、『IPO前から仕込んできました』とXでコメントしたのです。通常の広報なら、『取り上げて頂きました』とするもの。それを『仕込んで』いたというのはあまりにも上から目線で失礼ですし、仕込みならヤラセのようでもあってテレビ局の沽券に関わりますし、何よりも視聴者をバカにしています」(同)
この発言でSNSは批判的コメントで炎上。広報部長は発言の撤回を強いられたというが、この広報部長は、以前は料理情報サービスで急成長して上場した会社にいた経歴も晒されたといい、このあたりもイマドキっぷりが伺えるとのこと。
そしてさらなる逆風に見舞われたといい、
「同社に掲載されている求人情報に、『深夜の散歩が好きな方必見!夜道で猫を探す』といったものがあったのです。ところが『7500円』とけっこう割の良いバイト代も不自然ながら、なぜか『情報漏洩防止のため、携帯電話や荷物は預かります』とあれば不自然さは極まります」(週刊誌記者)
という。
これを受けSNSでは、猫は防犯カメラや高級車の隠語ではないかとの見方もあって、最近、頻発している強盗の「闇バイト」の募集ではないかとの疑惑が広がっているようだ。
「仮にそういった怪しい求人ではなかったとしても、誰もが違和感を持つような募集広告の告知内容は、会社の方で訂正を求めるなど何らかの手を打つべきではないでしょうか。会社はキチンと審査は行っていて、闇バイト対策は徹底しているとしていますが、それと同時に、怪しいと思う求人があったら、閲覧者からも『通報ボタン』を押すよう促がしている辺り、審査が徹底していないことを告白してしまっているようなものです」(同)
こういった事態が続発してしまうあたり、やはりコンプラ意識や企業の社会的責任といった考え方が追いついていないとしか思えないと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部