2024/11/18 11:25

丸亀製麺、10月末をもって終了、600店舗に導入していたアレを

うどん

飲食店でモバイルオーダーを導入する動きが広まるなか、うどんチェーン「丸亀製麺」が全国600以上の店舗で導入済みのモバイルオーダーを10月末をもって終了し、注目されている。丸亀製麺はその理由について「利用状況などを総合的に判断した結果」と説明しているが、多額のコストと労力をかけて導入したモバイルオーダーを、なぜ終了するのか。

「導入時期がコロナの真っただ中であり、3密の解消という目的もあったとみられますが、コロナが落ち着き密の解消の必要が薄らいだという背景も影響しているでしょう。『うどん』は作り置きができず、かつ丸亀製麺はセミセルフオーダー方式であるため、モバイルオーダーへの対応のために店員の作業プロセスが複雑化して負荷が重くなってしまった、要はモバイルオーダーには不向きな業態であったという理由も考えられます。それでも利用者が多ければ継続したのかもしれませんが、お客側も店舗でメニューや実物を見て選ぶという行動から抜けられず、利用者数が低迷していたのかもしれません。

モバイルオーダーのシステムを維持するコストは小さくはないため、費用に見合うほどの一定の効果が出ていないと判断すれば終了することになります」

と、ビジネスジャーナルが報じている。

丸亀製麺、600店舗に導入したモバイルオーダーを「終了」の英断…効果を重視 | ビジネスジャーナル丸亀製麺、600店舗に導入したモバイルオーダーを「終了」の英断…効果を重視 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部