2024/11/23 18:23
大異変『スーパー』商社が取り扱いを中止、メーカーが相次いで生産中止
11月21日にボジョレーヌーヴォーが解禁となり、食欲の秋は今が盛りだ。だが、今年の風景はいつもと違うことにお気付きだろうか。
高級スーパーや輸入食材店の陳列棚に並んでいたフランスのガレット、イギリスのビスケット、イタリアのチョコレート、コーヒーや紅茶のお茶請けとして馴染みのある焼き菓子が、次々と姿を消しているのだ。世界中のお菓子を輸入販売していた商社が取り扱いを中止、あるいは海外のメーカーが相次いで生産中止しているのだという。
その理由について、高級スーパー「成城石井」の広報課に尋ねてみたところ、複雑な事情があった。
「ウクライナ情勢による原材料の高騰は主な要因ではなく、考えられるのは2点です。まず輸送費や包材費、為替など複数の要素を踏まえて、複合的に価格が決まりますが、現状、輸入品の一部のクッキー等は割高感があり、需要自体が減っています」
チョコレートやバターをふんだんに使った輸入菓子は2020年頃と比べ、価格が1.5倍から2倍になっている。成城石井がとった対応策は、プライベートブランド商品の充実だったと、アサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部