『紅白』初出場決定も『日本レコード大賞』出演交渉決裂か
12月30日に放送する「第66回日本レコード大賞」(TBS系)の候補となる優秀作品賞と、最優秀新人賞の候補となる新人賞など、各賞の受賞者と楽曲が発表された。
昨年、レコード大賞を初受賞したMrs.GREEN APPLEは「ライラック」で大賞候補の優秀作品賞に名を連ね、新人賞はいずれも大晦日の「第75回NHK紅白歌合戦」に初出場を決めたK-POPガールズグループのILLIT、菅田将暉の実弟こっちのけんと、ME:Iら5組が選ばれた。
さらに「特別賞」には浜崎あゆみ、GLAYら歴代の大賞受賞者と並び、2023年5月にKing&Princeを脱退し、今年の元日にデジタルシングルで世界同時配信デビューしたNumber_i(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太)が。
音楽業界関係者が言う。
「Number_iは紅白初出場が決定するなど、若い年代の視聴者を引きつけるため、テレビ各局が積極的に起用したいアーティストの仲間入りを果たしました。おそらくレコ大でも賞を与えることで、出演してくれると期待していたのですが…」
しかし、Number_iとレコ大側との間では、水面下でひと悶着あったと、「週刊女性PRIME」が報じている。それによると、Number_iは当初、新人賞にノミネートさせることを模索していたというが、一部の審査員から「キンプリとしての活動歴が長く、そのうちの3人で活動しているグループを新人扱いしていいのか」との意見が出たという。
それでも所属事務所「TOBE」と交渉を続けていたが、「レコード大賞の当日は、会場に行けない」との回答が。レコ大には、当日にスタジオで歌唱できるアーティストを優先する方針がある。Number_iの新人賞受賞の可能性は限りなくゼロに近くなり、特別賞に落ち着いたようである。
「昨年、レコ大は史上初の視聴率1ケタに転落。視聴率アップへの打開のためにNumber_iを利用しようとしていたようですが、そうはいかなかった。おそらく出演はしないでしょうね」(芸能記者)
レコ大に深く関わる必要はなかったようであるとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部