2024/11/26 11:31

サイゼリヤ、販売終了に不満の声

サイゼリヤ

値上げをしないと宣言しているイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」で徐々にメニュー数が少なくなっていることに落胆の声が広まっている。ここ数年を振り返ると、「カリッとポテト」、フランスパン風の「ミニフィセル」、スパゲッティメニューの「大盛り」「おこさま」サイズ、トッピング用粉チーズ「ペコリーノ・ロマーノ」、「エビと野菜のトマトクリームリゾット」などが全店舗、もしくは一部エリアで販売終了となっている。この動きを受け、「値上げしていいからメニューを充実させてほしい」「高価格帯のメニューも投入してほしい」といった声もあがっているが、なぜサイゼリヤはそうした手段を取らないのか。

自身でも飲食店経営を手掛ける飲食プロデューサーで東京未来倶楽部(株)代表の江間正和氏はいう。

「値上げをしない宣言をしたということは、『効率化』と『コスト削減』の2つのキーワードに力を入れていくという宣言ともとれます。効率化とコスト削減で考えた結果のひとつがメニュー数の削減、絞り込みだったのでしょう。食材のロスにつながるような作業を減らし、オーダーの集中化による大量仕入れで食材コストをより抑え、製造段階でも効率化を図り、より少ないスタッフで店舗を運営しようと考えた結果だと思います。イタリアンのお店なので、牛丼店やラーメン店のような単一商品を扱うという形態にまではいけなくても、極限までメニューを減らす努力と、どこまで可能かテストをしている最中だと思います」

と、ビジネスジャーナルが報じている。

サイゼリヤ、メニュー数削減に不満の声…あえて高価格帯の投入を避ける理由 | ビジネスジャーナルサイゼリヤ、メニュー数削減に不満の声…あえて高価格帯の投入を避ける理由 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部