『紅白』出場アーティスト、まさかのタイミングでカミングアウト
年末の「第75回紅白歌合戦」に出場することが決まった氷川きよし。これで2000年から連続出場24回目となる。関係者によると、紅組でも白組でもない性別を超えた特別企画での出場だというから、そのパフォーマンスには今から注目が集まっている。
しかし11月14日に発売された雑誌「WORLD SEIKYO VOL.5」の冒頭8ページには、《ありのままの私でいる「勇気」》というタイトルで氷川のロングインタビューが掲載されているのだが、この内容がかなり包み隠しのないものだったため、心配する声もあがっているようだ。
この雑誌は創価学会のいわゆる広報誌で、昨年11月15日に他界した池田大作名誉会長の1周忌のタイミングで発売されたこの号は、いわば“スペシャル号”。その号の冒頭を飾った氷川は、幼い頃から「きれいな物が大好きで女の子とばかり一緒にいたこと」「オカマ、貧乏人、デブといった言葉を投げつけられたこと」「自身の吃音がきっかけでいじめが始まったこと」など、傷付き悩んできたことを詳細に告白。
誰にも相談できず保健室にこもり、生きていくことさえイヤになったこともあったと振り返り、そんな時に心の支えになったのが、池田氏の言葉だったと明かしている。
「今でも私の中には、先生が残してくださった多くの言葉があります。胸中の先生と常に一緒なのです。これからも、いつも見守り続けてくださった先生への報恩感謝の心を忘れず、自分らしく歩んでいきます」という信仰心の深さを語った言葉には、氷川のまっすぐな思いが感じられる。しかし同時に、氷川の言葉は公明党を支持していると宣言しているのも同じこと。
NHKは「不偏不党」という、政治に関する諸問題は公正に取り扱うこと、公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにして公平に取り扱うことを掲げているため、今回の氷川のカミングアウトが「紅白出場」に影響を与えないか、気がかりで仕方ない。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部