『ジョブチューン』7人全員のシェフが「不合格」の札
11月30日放送の『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)のジャッジ企画に、無印良品が初参戦。厳しい評価に涙を流す担当者へ、同社の同僚たちがとった行動が反響を呼んでいます。
話題になったのは、「煮込んでつくるスープパスタの素 香味野菜とポルペッティ」の審査での一幕。
“開発部のホープ”とされるパスタ開発担当の女性が手掛けた新商品で、実際にイタリアのナポリへ視察に行き、現地のお母さんの味をお手本にしという、イタリアの家庭料理を再現したレトルト食品です。
ところが、審査員たちは「随分チャレンジ商品だな…」と首を傾げ、次第に重苦しい空気に。
そして、審査は7人全員のシェフが「不合格」の札を上げる厳しい結果に。
銀座・アロマフレスカの原田慎次シェフは、日本人には「分かりづらい商品」と指摘しつつ、「確かにイタリアでは、レストランで出すような料理ではありませんが、スープに余ったパスタを入れて煮込むのは、家庭料理としてはある」と言及。
パッケージに「イタリアの家庭料理」と明記したり、「家庭っぽくするなら、(肉団子も)もうちょっと野暮ったいほうがいい。今後に期待しています!」とアドバイスを送りました。
この日登場した商品のなかで、不合格だったのはこの商品だけ。
担当者は「すぐにでも改良に取り掛りたいと思います、ありがとうございます」と述べつつも、「ここまで連勝できたなかで、私の商品で止めてしまった。申し訳ない」と、涙を流します。
すると、担当者の上司にあたる食品部・部長の女性が、担当者の肩を抱きながら控室に戻る様子が映され、そこへ同僚たちも駆け寄って「伸びしろしかない!」「楽しい商品っていうのは伝わってる」と声をかけ、なかには一緒に涙を流しながら励ます同僚の姿も。
この様子に、バナナマンの日村勇紀さんも「素晴らしい、いいね」と拍手を送り、視聴者からも
「無印良品商品開発部はいい雰囲気の職場なんだろうな」
「部長さん、いい上司そうだなぁ」
「なんかとてもいい職場そう…」
と反響を呼んでいますと、しらべぇが報じた。
編集者:いまトピ編集部