突然の事務所退所の真相『ドラマ』最終回のオンエア3日前に「事務所公式サイトから名前が削除」
今年3月9日に、それまで所属していたスターダストプロモーションの公式サイトから突如として名前が削除され、公式Xアカウントやファンクラブも閉鎖された板垣瑞生が、11月29日に自身のインスタグラムを更新。当時の真相を詳細に説明したことで安堵の声が聞こえている。
これまでにも板垣は自身のインスタグラムに、入院していたことや、退院してから前事務所に挨拶に行ったことなどを書いていたのだが、言葉が足りなかったことから憶測を呼んでしまい、心配の声があがっていた。板垣は3月12日に最終回を迎えた山下智久主演の人気ドラマ「正直不動産2」(NHK)で、タイムパフォーマンスを重視する典型的なZ世代の若者のように見えて、実はそうでなかった十影健人役を好演。
2月13日放送の第6話では、目頭が熱くなるエピソードが展開されていたのだが、前述したように、このドラマの最終回オンエア3日前に事務所の公式サイトから名前が削除される等のことがあったため、一部では「正直不動産2」の最終回が「お蔵入り」になってしまうような、大事件が起きたのではと心配する声が、ネット上には続出していたのだ。
板垣によると、今年の1月頃からストレスやプレッシャーから、不眠や拒食等の症状が出始めたとのこと。初めてのことで誰にも言えないまま、1~2カ月経つと症状は悪化。3月頃には明らかに普通ではない行動をするようになり、俳優として仕事をすることが困難になっていたという。
また同じ頃、突発的に「俳優を辞めてアーティストになろう」と思い、前事務所に「退所と俳優を辞めること」を申し入れ、その覚悟として前事務所に相談なしで「坊主にしてしまった」と説明。残っていたイベントの仕事ができる心身の状態ではなく、そのまま退所となったという。
退所後には入院。「治療を受ける中で徐々に自分自身の精神状態がおかしくなっていたことに気づくことができました」と振り返っている。6月頃には心身も回復。ライブ配信やイベントなども可能に。現在はもう1度、俳優になるべく所属事務所を探しながら、自身が経験したことと同じような境遇になっている人たちのために、ボランティアなど何か役に立てることはないかと模索していると明かしている。
3月8日の早朝には、雪が降る中を坊主にした頭にジャケットのフードをかぶり、ラップしながら歩く様子をインスタライブで公開していた板垣。当時はそんな心身状態だったんだと納得しつつ、俳優としての今後を応援したい。来年2月5日放送のディーン・フジオカ主演ドラマ「正直不動産ミネルヴァSpecial」(NHK BS)に、一瞬でもいいから板垣が出演してくれないかなとアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部