2024/12/13 19:26

『人気ハンバーグ店』で食中毒『ステーキチェーン』でO157も…「これは食中毒待ったなし」

ハンバーグ

東京都武蔵野市にある人気ハンバーグ店「吉祥寺バーグ」で提供されているメニューが生焼けではないかとSNS上で物議を醸している。

レアなものを客が鉄板で“追い焼き”して仕上げるスタイルを取り入れているハンバーグ専門店も少なくないが、この提供方法によって食中毒も相次いでいる。

「12月5日ごろ、TikTokに同店のチーズハンバーグが提供される様子を収めた動画が投稿されました。鉄板に乗ったハンバーグはしっかりと焼き上げられているように見えるのですが、客がフォークで半分にカットしていくと、中は真っ赤な生肉状態だったのです。この動画を見た視聴者からは《さすがに生焼けすぎない?》《これは食中毒待ったなし》など批判的なコメントが殺到。SNSで物議を醸したことから同店には保健所の立ち入り調査が入ったようで、店側も調理が不十分だったことを認め、今後は中心部まで加熱してから客に提供するスタイルに変更するとしています」(フリーライター)

中がレアなハンバーグを客が鉄板で追い焼きするスタイルは神奈川県内にあるレストランが発祥とされているが、今では全国チェーンの有名店や地方の人気店などでも採用されている。しかし厚生労働省によると、ハンバーグは中心部を75度で1分以上加熱しないと細菌が入り込むリスクがあるといい、昨年10月にはステーキチェーン「ペッパーランチ」でハンバーグを含むメニューを食べた7名から腸管出血性大腸菌O157が検出され、今年9月にも千葉県船橋市にあるハンバーグ店で人気メニュー「飲めるハンバーグ」を食べた34人からもO157が検出されるなど、追い焼きスタイルを採用する店で食中毒が相次いでいるのだと、アサ芸ビズが報じた。

「さすがに生焼けすぎない?」人気ハンバーグ店でも物議“セルフ追い焼き”の店が消えないワケ  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ「さすがに生焼けすぎない?」人気ハンバーグ店でも物議“セルフ追い焼き”の店が消えないワケ | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部