2024/12/16 18:05
【重大】『JR東日本』運行中止を発表
今年11月、廃線の発表が相次いだ。まずはJR東日本が、千葉県の久留里線の久留里駅と上総亀山駅の間で、運行を取りやめると発表。時期は決まっていないが、「できるだけ早く」としている。災害などで運休した路線を廃止したことはあるが、そうではない路線は初めてのこと。コトの重大さがわかる。
久留里線廃止の発表と同日、青森の弘南鉄道も大鰐線の運行中止を表明した。2027年度末で運行を取りやめ、事実上の廃線となる。
大鰐線は一度、廃止の危機を迎えたことがあり、2023年度の収益が改善しない場合は2025年に廃止という明確な指針が出ていた。
運行が取りやめになる路線が今後も出現する可能性は高い。ローカル鉄道はどこも、経営難に苦しんでいるからだ。今、最も廃線の危機に瀕しているのは、千葉のいすみ鉄道だと、ベテラン鉄道ライターは指摘する。
「いすみ鉄道では10月14日に脱線事故が発生しました。原因は木製の枕木が腐食してレールがズレたこと。当初は枕木をチェックしてすぐに復旧する予定でしたが、予想以上に腐食した枕木が多かったため、今も運休したままです。いすみ鉄道によると、運転再開の見込みは立っていない。このまま運休が続くようであれば、まさかの廃線が視野に入ってきます」
と、アサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部