『ドラマ』3作連続でワースト視聴率を更新、負の連鎖を止めないと…「全く痛手ではない」
Amazon吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ『光る君へ』の最終回が12月15日に放送され、全48回の平均視聴率が過去の大河ドラマのなかで“ワースト2位”を記録した。
最終回の世帯視聴率は11.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)で、全話平均は10.7%。これは、過去最低だった令和元年放送の『いだてん』の8.2%に次ぐ低さである。
「『いだてん』はもはや“殿堂入り”扱いなので、実質ワースト1位といってもいいと思います。しかしながらその原因は、『光る君へ』が特別つまらなかったわけではなく、大河ドラマ自体が年々オワコン化してきているという説がある。というのも、前々作の小栗旬主演『鎌倉殿の13人』は12.7%、前作の松本潤主演『どうする家康』は11.2%と、“3年連続ワースト”を更新中。NHKとしてはどうにかこの負の連鎖を止めないと、と頭を抱えているようですが、一方で配信サービスでの再生数が好調なので『全く痛手ではない』と余裕の声もあがっています」(芸能ライター)
視聴率に結びつかなかった『光る君へ』だが、見逃し配信サービス「NHKプラス」「NHKオンデマンド」での第1話~第45話の平均再生回数は37.8万回と、大河歴代1位の視聴数となっている。
「同ドラマは終始、女性が好みそうな少女マンガのようなロマンチックな雰囲気でした。男同士の泥臭い戦が好きな視聴者は離れ気味になりましたが、新たにF1層(20~30代の女性)を獲得することできた。NHKは、いわば“視聴者の世代交代”を期待しているんです。2025年の大河ドラマは横浜流星が主演を務める『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で、ポップカルチャーを広めた江戸時代の出版業のお話。こちらも、F1層の視聴が大いに見込まれます」(同)
若い世代を対象とした作品であれば、見逃し配信の再生数は増えるだろうと、週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部