22年8月に急転...『番組』は放送中止、すべての『CM』を降板
銀座クラブホステスへのセクハラ騒動以降、ドラマ出演から遠ざかっていた俳優の香川照之が、来春放送予定の『災(さい)』(WOWOW)で3年ぶりに復帰する。
しかし、ドラマ制作関係者は「地上波への復帰はまだまだハードルが高い」と指摘する。
香川は俳優デビューしたころの1989年にNHK大河ドラマ『春日局』に抜擢されたが、しばらく俳優としては鳴かず飛ばず。
一気に注目を集めたのは、2013年に放送された『半沢直樹』(TBS系)の大和田常務役。その後は名優として持て囃され、CMにも引っ張りだこになった。
「急転したのは、22年8月ですよ。週刊新潮が、19年に東京・銀座8丁目のクラブ『A』でホステスにキスしたり、胸を触ったりするだけでなく、ブラジャーをはぎ取って数人で弄んだセクハラ疑惑を報じた。被害に遭ったホステスは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、当時のチーママを提訴したほど」(芸能ライター)
セクハラ騒動はもちろん、酒乱癖も露呈した香川は、レギュラー出演していたNHK Eテレの教養番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』が放送中止に追い込まれた。
また、香川が編集長役で登場していたトヨタ自動車の『トヨタイムズ』の他、すべてのCMを降板させられた。
「香川は同じ過ちを2度と繰り返さないため、断酒。セクハラ騒動で迷惑を掛けた銀座クラブに直接、謝罪に行ったことで、ドラマ復帰への禊ぎを済ませようとしているようです」(同)
ただ、香川の禊ぎの済ませ方は“中途半端”として呆れるのは、銀座8丁目のクラブオーナー氏だ。
「香川は被害者のホステスに謝罪しましたが、被害ホステスから管理不行き届きなどで訴えられたチーママにはまだしていない(その後、提訴を取り下げ)。チーママは当時雇われたばかりで、事情を知らなかった。チーママは追われるように店を辞め、銀座のママになる夢を絶たれた。それだけに香川に対する怒りは収まっていないようです」
香川の災いは続きそうだと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部