NewJeans、消滅する可能性
Amazon12月14日、NewJeansは、これまで所属事務所とされていたADORが運営するプラットフォームではなく、新しいインスタグラムのアカウント「ジーンズフォーフリー」(Jeanzforfree)を作ってファンとのコミュニケーションを再開したという。
昨年の「第65回日本レコード大賞」への出演や、「第74回NHK紅白歌合戦」への出場で日本でも幅広い世代から人気を獲得し、今年も東京ドームで日本では初のファンミーティングを開催するなど快進撃を続けていた、日本でも人気が高いこの韓国のガールズグループを巡る独立騒動の出口が見えないとのこと。
そもそもは、同グループの育ての親であるミン・ヒジン氏が、今年4月にADORの親会社・HYBEと対立していたが、NewJeansメンバーは11月28日に緊急記者会見し、所属事務所との専属契約解除を求めていると表明。ADOR側はこの会見に遺憾の意を公表し、専属契約は有効なままだと声明を発表する事態となったといい、スポーツ紙記者は「このままなら、NewJeansは消滅する可能性もありますよ」と語る。
「HYBE側は契約を結んでいるので有利です。だいいちグループ名NewJeans名もHYBEが管理してきたので、このままトラブル状態で契約解除してもグループ名は使えなくなる。それにNewJeans側はHYBEからいろいろな悪い条件下に置かれたといった主張をしているが、どれも内部で起きたことで裁判を起こしても立証できるかは微妙です。記者会見を見ましたが、一方的に自分たちの主張を宣言するだけの印象でしたね。NewJeans側はヒジン氏も含め感情的になっているだけにも見え、勝ち目がない状況です」(前出のスポーツ紙記者)
そんなNewJeansだが、日本では11月29日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)や「ベストアーティスト2024」(日本テレビ系)へ立て続けに出演し、さらに12月30日にTBS系で放送される「第66回日本レコード大賞」で優秀作品賞を受賞するなど、トラブルは関係ないようにも見えるが、来年以降は日本でのテレビ出演も激減する可能性があると言われているとのこと。
「HYBEには、BTSをはじめ、LE SSERAFIM、ENHYPEN、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHERと、日本で大ブレイクしているグループが多く在籍。HYBEに気を遣って日本のテレビ局は、NewJeansを積極的に起用したいと思わないはず。それに、HYBEはNewJeansの対抗馬になるILLITを売り込んでいて、今年の紅白にも出場します。ILLITは音楽性も高く日本人メンバーが2人もいるので、テレビ局としては無理にNewJeansを起用しなくなりそう。日本市場では、HYBEの包囲網ができていて、NewJeansは締め出されてしまいそうです」(民放関係者)
絶体絶命のNewJeansだが、再起する方法はあるのか?この民放関係者は
「韓国の芸能界は、HYBEも含め4大芸能事務所が牛耳っている。それぞれが裏では友好的だとされ、HYBE以外の3社のどこかがNewJeansを引き受けて騒動を収める可能性はあります。また、芸能事務所とは関係ないIT企業などが身請けするパターンも考えられます。ただ、その場合は違約金が最大で600~700億円とも言われ巨額になるのがネックです。現時点でのNewJeansの人気は高いので、引受先が出てくれば大逆転はありえます。ただ、このまま名前を変えて再始動すれば、人気が急落して数年はメディアに出られないでしょう。どのみち、メンバーとヒジン氏がファンのためにもある程度は主張を和らげないと、誰も得しない結果になるのは間違いないです」
と話していると「アサジョ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部