2025/1/9 13:22
『大人気ドラマ』俳優、役柄そのまんまの人格者だった
「なんという人格者。ごくせんの役柄そのまんまなんですね」
そんな声を集めたのは、2014年に亡くなった俳優・宇津井健さん。
関根勤がYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」(1月4日付)宇津井さんとのエピソードを明かしたという。
新人時代の関根は「徹子の部屋」(テレビ朝日系)で、トーク前のクイズコーナーのアシスタントをしていたそうで、宇津井さんがゲストの回に黒柳徹子の無茶振りで関根がモノマネを披露することになったが、宇津井さんから「僕のモノマネ初めてしてくれました。ありがとう」とお礼を言われたとのこと。
その後、宇津井さん主演のドラマ「赤い激突」(TBS系、1978年)に関根が出演。ド緊張で現場に到着すると、すでに現場入りしていた宇津井さんがスタッフに「関根くんはね、このあいだ『徹子の部屋』で僕のマネをしてくれましてね」と関根を紹介。次に関根に「このスタッフは働き者でね、昨日も徹夜ですよ」とスタッフを紹介してくれたという。関根は「スッと現場に入れるのよ。スゴいデカい人」と宇津井さんの人柄を称賛。
宇津井さんといえば、ドラマ「ごくせん」(日本テレビ系)シリーズで、主役の仲間由紀恵演じる“ヤンクミ”こと山口久美子の祖父であり、任侠集団・大江戸一家の組長役を好演。温厚で義理と人情を重んじるその姿が、リアルの宇津井さんと重なったと、視聴者の関心を集めたと「アサジョ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部