前代未聞の騒動「廃業」を決定
3人組男性ダンスヴォーカルグループ「Number_i」に関するSNSでの投稿を巡り、化粧品会社が「廃業」を決定する前代未聞の騒動が発生した。
1月5日、リージュ化粧品は自社サイト上で「Xでの不適切な投稿に関してお詫び申し上げます」と題し、Number_iと所属事務所・TOBEに宛てた謝罪文を掲載。問題の投稿を行っていたのは、同社の代表だったという。
さらに「今回不適切な投稿をしたことに対する責任を取るべく、弊社は廃業することとさせていただきました」として、ビジネスの廃業を報告。商品の販売を停止し、今後は問い合わせへの対応のみ行うとしている。
なぜ、ここまで大きな騒動となったのか。
「先日の紅白歌合戦にNumber_iが出場した際も、化粧品会社の代表は『目と耳が腐る』といった過激な表現でXに投稿。元King & Princeメンバーである彼らが、旧ジャニーズから独立したことに触れ『あのタイミングで出てった裏切者たちを見てカッコいいなんて絶対に思わん』と切り捨てた投稿が拡散されました。また、この投稿とは明言していないものの、1月4日にTOBEの滝沢秀明代表が『SNS上に事実と異なる投稿などが一部ある』『関係各所確認を取りながら対応させて頂ければと思います』と声明を出す事態となっていました」(芸能関係者)
廃業を招いた公式Xでの不適切投稿。その背景にはSNSならではの落とし穴が――。
「化粧品会社が投稿していたNumber_i批判に対し、一部で賛同の声が寄せられていたのも事実。廃業を報告してからも『気持ちを代弁してくれた』とのポストが見られます。おそらく化粧品会社の社長としては熱烈な賛同者が多数いると感じ、歪んだ正義感から投稿していたのではないか。もっとも、投稿者に都合の良いコメントしか目に入ってこないのがXの仕様。SNSで特定の意見や思想が増幅する『エコーチェンバー現象』そのものですよ」(同関係者)
SNSとの向き合い方が問われる一年になりそうだとアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部