2025/1/30 12:59

「金塊8キロと現金1350万円」「1億5000万円の札束」やりたい放題だった

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警視庁捜査2課は1月13日、東京女子医大(東京都新宿区)の新校舎建設工事をめぐり、同大学元理事長の岩本絹子容疑者(78)を背任容疑で逮捕したという。

元理事長は新校舎の建設工事に絡み約1億2000万円を大学側から不正に支出させ着服していたが、家宅捜索の折に自宅から札束や大量の金塊が見つかったことでその守銭奴ぶりが注目を集めているとのこと。

東京女子医大をめぐっては、23年3月に「不透明な資金の流れがある」として卒業生らが警視庁に告発状を提出。捜査2課は昨年3月、元職員の女性が同窓会組織『至誠会』から約2000万円の給与を不正に受け取ったとして、一般社団法人法違反の特別背任容疑で、大学本部や岩本容疑者の自宅などを家宅捜索していたほか、推薦入試での寄付金受領疑惑なども浮上したため、同大学は実態調査に第三者委員会を設置。同委は24年8月、大学の資金が岩本容疑者に還流していたとする調査報告書を公表し、「(同容疑者は)金銭に対する強い執着心があった」と指弾。

これにより、岩本容疑者は東京女子医大の全役職から解任され、前後して行われた家宅捜索では銭ゲバぶりを示す物証が次々と出てきたようだ。

「理事長就任後、人事や金を一手に握った岩本容疑者はやりたい放題。経営再建のためコストカットを断行し、一時は優秀な医師や職員の離職を招いたが、これには私腹を肥やす狙いもあったようで、所有する港区のマンションを家宅捜索した際には、金塊2キロと1億5000万円の札束が発見された。また、その後行われた同容疑者宅の家宅捜索でも1350万円の現金と金塊が8キロ、さらに別棟から3500万円の現金が押収されているのです」(社会部記者)

「金は天下の回り物」と言われるが、あこぎに独り占めしようとした岩本容疑者は、まさに自業自得というべきだろうと「週刊実話WEB」が報じている。

札束や金塊がゾロゾロ…背任容疑で逮捕された東京女子医大元理事長のありえない守銭奴ぶり/サマリー|週刊実話WEB札束や金塊がゾロゾロ…背任容疑で逮捕された東京女子医大元理事長のありえない守銭奴ぶり/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部