2025/1/30 20:54

全国各地で閉店ラッシュ...『スーパー』鳥取県の全17店舗が24年3月までにすべて閉業

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農協が運営するスーパーマーケット「A・coop(以下、Aコープ)」について、全国各地で閉店が続いています。Aコープとは、どんなスーパーなのか? 実際に買い物してきました。

Aコープとは農業協同組合(Agricultural Cooperative)の略称。 つまり農協(JA)グループのスーパーマーケットで、国産を中心にした生鮮野菜や精肉を販売したり、JAグループのプライベートブランド「エーコープマーク」品も展開しています。なお、COOP(生協)のスーパーとはまったく別物です。

全国に展開していますが、昨今は閉店が続出しているもよう。特に、鳥取県の全17店舗が23年〜24年3月までにすべて閉業するというニュースは衝撃を与えました。
これに続くように、岐阜県のAコープも25年2月末までに10店閉鎖すると報じられています。岐阜県の閉店店舗はすべて赤字営業だったとのこと。ほかにも、24年から25年1月末までに各地で閉業店舗があるようです。 

なおエーコープと似たような施設には、生産者が農産物を直接販売するJAの「農産物直売所(JAファーマーズマーケット)」があります。

1月31日で閉店するAコープ伊勢原高森店にやって来ました。「農産物直売所」の主張の強さにJAの要素を感じますね。
店内では、閉店のお知らせと閉店セールのチラシが掲示されています。

今回訪れたのは閉店を目前に控えたAコープですが、並んでいる野菜は確かな魅力があるものでした。肉も魚も地元のもの、国産のものに注力しているのは、大きな特徴といえそうです。

また、JAとひとくちに言っても、直売所とスーパーでは取り扱う野菜がちょっとずつ違うのも発見でした。地元に密着した野菜が中心の直売所の一方で、Aコープは全国のJAから広く魅力的な野菜を取り揃えているようです。どちらも楽しい魅力がありますね。

なお、今回「さすがJA」と驚いたのが、店内にある「すりたて米処」。米のブランドが指定すると、その場で精米してくれていたようです。

品質と味は確かなものだと実感した今回。見かけたら立ち寄りたいスーパーのひとつになりましたとサイゾーウーマンは報じている。

閉店ラッシュの農協スーパー【Aコープ】、431円「JA豊橋」トマトが衝撃のおいしさ! 行ってわかった魅力とは?(2025/01/30 19:00)|サイゾーウーマン閉店ラッシュの農協スーパー【Aコープ】、431円「JA豊橋」トマトが衝撃のおいしさ! 行ってわかった魅力とは?(2025/01/30 19:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部