2025/2/13 10:02

『映画』3日間で興行収入2億5,400万円「1位発進を遂げた」

映画

最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、2月7~9日)で、松たか子が主演を務める実写映画『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)が初登場1位を獲得した。

 2月10日発表の全国週末興行成績ランキングで首位に立った『ファーストキス 1ST KISS』(以下、『ファーストキス』)は、結婚して15年になる夫を事故で亡くした主人公・硯カンナ(松)が、タイムトラベルする手段を得て過去へ戻り、自分と出会う直前の夫・駈(松村北斗/SixTONES)と再び恋に落ち、彼が亡くなる未来を変えようと奔走するラブストーリー。

 脚本は、TBS系ドラマ『カルテット』(2017年1月期)やフジテレビ系『大豆田とわ子と三人の元夫』(21年4月期)でも松とタッグを組んだ坂元裕二氏。さらに、やはりTBS系で放送された『アンナチュラル』(18年1月期)や『MIU404』(20年6~9月)、その2作と同じ世界線が舞台の映画『ラストマイル』(24年)、さらに今週も7位につけている『グランメゾン・パリ』(24年12月30日公開)など数々の話題作を手がけてきた塚原あゆ子氏が監督を務める。


 有名脚本家や監督に、実力派の松が主演、人気アイドルグループのメンバーで俳優としても実績を重ねている松村が相手役ということもあり、期待値が高かったとみられる『ファーストキス』。全国332スクリーンと大規模で上映を開始し、初日から3日間で観客動員17万4,000人、興行収入2億5,400万円をあげ、1位発進を遂げた。

 鑑賞済みのネットユーザーからも、「切ないけど観てよかった、また観たいと思える映画」「恋愛モノに苦手意識のある自分でも引き込まれた」「役者さんたちがいい味出してる」といった評価が寄せられ、「これぞ坂元裕二作品」「坂元裕二らしさを濃縮した映画」「坂元裕二ファンとしては見逃せない」という声も目立つ。

 この結果について、映画ライターのヒナタカ氏は、以下のように分析する。

「比較対象として興味深いのは、同じく坂元氏のオリジナル脚本によるラブストーリー映画『花束みたいな恋をした』(以下、『はな恋』)です。同作は21年1月のコロナ禍での公開にもかかわらず、公開初日3日間の興行収入は2億6,000万円、累計で38億1,000万円という大記録を達成しました。その『はな恋』同様の興収で発進し、同等かそれ以上に主演2人の演技などに絶賛の声が寄せられている『ファーストキス』は、レビューサイト『映画.com』で4.1点、『Filmarks』で4.2点など、『はな恋』を超えるスコアを記録している(2月12日現在)ことからも、大ヒットが期待できるでしょう」とサイゾーウーマンは報じた。

松たか子『ファーストキス 1ST KISS』2.5億発進、口コミは『はな恋』超え! 映画興行収入ランキング(2025/02/12 19:00)|サイゾーウーマン松たか子『ファーストキス 1ST KISS』2.5億発進、口コミは『はな恋』超え! 映画興行収入ランキング(2025/02/12 19:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部