2025/2/13 14:11

第1〜4話『TVer』で総再生数1000万回を突破「お気に入り登録者数」1カ月強で94.3万人

tverAmazon

日曜の夜に放映されているドラマ「ホットスポット」(日本テレビ系)が評判だ。富士山麓のビジネスホテルを舞台に、表向きにはフロント業務ながらも実は宇宙人である東京03・角田晃宏演じる高橋孝介と、その仕事仲間、女性らを描く地元系エイリアン・ヒューマンコメディ。

脚本はバカリズム。市川実日子を主役に据え、鈴木杏や平岩紙、木南晴夏といったバカリ作品の常連が会話術で惹きつける。第1〜4話は「TVer」で総再生数が1000万回を突破。お気に入り登録者数は1カ月強で94.3万人となった。

バカリズムが脚本家として産声を上げたのは10年前。すると、初の連ドラ「素敵な選TAXI」(フジテレビ系)で市川森一脚本賞(奨励賞)をいきなり受賞。OLを演じて脚本も手掛けた「架空OL日記」(日テレ系)は向田邦子賞を獲った。

人生を何度もやり直す23年の連ドラ「ブラッシュアップライフ」(日テレ系)は、アジア最大級の番組アワード「ATA2023」で最優秀脚本賞を受賞。日本人初の快挙だった。テレビ誌の編集者は言う。

「いまや各局が“バカリズム先生”の争奪戦を繰り広げています。連ドラ、特番で当てている日テレが一歩リードの感がありますが、実はテレビ朝日も深く食い込んでいる。『家事ヤロウ!!!』があるからです」

同番組は、家事初心者のバカリズム、中丸雄一(現在は出演見合わせ)、カズレーザーが家事をゼロから学ぶ、というのがコンセプト。ゲストが調理するアイデアレシピが披露され、コストをかけずに激うま料理ができるとあって、番組公式インスタグラムのフォロワーは286.2万人。民放のテレビ番組で最多を誇る。

中居正広氏の女性スキャンダルによって打ち切りになった土曜日昼の「中居正広の土曜日な会」の枠を埋めたのも、「家事ヤロウ!!!傑作選」だった。同枠は4月から情報番組「ワイド!スクランブル」が編成される方向だが、“応急処置”に使われたバカリズムらの評価は局内で上がるばかりだ。

「バカリズムはパブリックイメージもいい。ネタ以外でテレビ出演する際はスーツ姿、長年にわたってネタを書いてきただけあってボキャブラリーは豊富。小柄で親近感のわく顔立ちは、視聴者に好感される。所属事務所(マセキ芸能社)の先輩・内村光良のように、『理想の上司』の上位にランクインする日もそう遠くないでしょう」(前出・テレビ誌編集者)

明治安田生命が実施する「理想の上司」アンケートで、内村は8連覇中。記録更新を続けているが、これを阻む一番手は事務所と専門学校の直系の後輩でもあるバカリズムに違いないとアサジョは報じている。

【ホットスポット】人気でバカリズム株がまた急騰「中居正広氏の穴埋め」まで – アサジョ【ホットスポット】人気でバカリズム株がまた急騰「中居正広氏の穴埋め」まで – アサジョ

編集者:いまトピ編集部