『吉本興業』クズ芸人「クズ芸人はヤバい」危惧される居場所
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お笑い業界にとって「魔の2月」になってしまうのか…。2月5日、吉本興業が一部所属タレントにコンプライアンス違反の疑いがあるとして該当者の活動自粛を報告し、事実関係は調査中であるとした。吉本興業の発表では詳細は伏せられたが、一部メディアでは違法オンラインカジノで賭博をした疑いがあるとして、ダイタクの吉本大、9番街レトロのなかむら★しゅんが警視庁から任意で事情聴取を受けていると伝えられた。さらに警視庁は、複数のタレントが関わっている可能性も視野に入れて調べを進めているとした。
そんな今回の騒動で、気になったのは、クズ芸人たちの今後である。ダイタクの大、9番街レトロのなかむら★しゅんはまさにクズ系の流れに乗っている芸人だ。
この違法オンラインカジノの件で、カネの問題を抱えているようなクズ芸人たちは特に身辺が洗われることになるだろう。いくらお笑い好きからクズ芸人が好かれているとしても、一般的に「クズ芸人=反社会的なことに手を染めている可能性が感じられる」となれば、少なくともテレビなどの大きなメディアにおいては「クズ芸人」というジャンルの縮小は免れないかもしれない。
吉本興業をはじめ、お笑い芸人を所属タレントとして抱える芸能事務所による身辺調査は一旦、2月中になんらかの結果が示されるはず。どんな理由であれ、違法性があるものに手を出しているのは良くないこと。「知らなかった」ではすまない。
こういったことを機に芸能界全体のクリーン化が進むのはもちろん正しいこと。しかしその影響で、クズ性を押し出している芸人たちが次々とはじかれていくかもしれない。クズで売り出している芸人は「なにがセーフで、なにがアウトか」を分かっていて頭脳的であることが多いが、「クズ芸人はヤバい」というイメージで居場所が失われていくとなると、それはそれで複雑な気持ちを覚えてしまうと、サイゾーウーマンが報じた。
編集者:いまトピ編集部