2025/2/23 15:47

大阪万博、広告費は約40億円「何を伝えたいの、これ」「国民が負担」

びっくり

「想像以上!が、万博だ。」のキャッチコピーの下に笑顔でたこ焼きを食べようとしている女の子。昨年10月13日に発表された大阪・関西万博のキービジュアルは、「これでいいのか?」と波紋を広げた。

 たしかに楽しそうな感じは伝わるものの、まるで町内会の縁日のお知らせのようなデザインは、万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマとはかけ離れた印象があったからだ。

 さすがにこれではマズイと思ったわけではないだろうが、今度は開幕直前になって新たなキービジュアルが発表された。万博会場のシンボル「大屋根リング」をモチーフとした4種類のキービジュアルについて日本国際博覧会協会は、〈「大屋根リング」の圧倒的な美しさとスケール感、存在感を表現し、全国鉄道主要駅や商業施設、街中のデジタルサイネージやポスターなどで、万博会場の魅力や楽しみを訴求していきます〉とアピールしているが、一般の反応はまたも辛辣だった。

《なんの催しなのかさっぱりわからん。何を伝えたいの、これ》

《新築マンションのチラシにしか見えない》

《それはないだろって物が、そうじゃねぇだろって物になったな》

《これで、いくら追加費用かけとるんや》

万博の広告費は約40億円にのぼり、もちろん国民が負担することになる。協会は前売りチケットの販売目標を1400万枚としているが、2月12日時点で780万2862枚と5割強にとどまっており、このままでは大幅な持ち出しになるのは確実。新キービジュアルの発注費用も気になるところだ。

 ビジュアルのデザインに関しては人によって好みや捉え方が異なるため一概に善し悪しは決められないが、この4枚に「ポスターが不評? しゃーない、作り直すか」というふうな協会の声を感じとった方も多かったのではないだろうか、とアサ芸ビズが報じている。

大阪万博の新キービジュアルが波紋「新築マンションのチラシにしか見えない」  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ大阪万博の新キービジュアルが波紋「新築マンションのチラシにしか見えない」 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部