2025/2/25 09:56

『大河ドラマ』隠れた名優、熱演が好評「演技も職人」

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16日放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)7話で彫師役にベテラン芸人が出演。SNSで公開された舞台裏と合わせて、大きな反響を呼んでいる。

浮世絵版元(出版人)として知られる「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜流星)が「江戸のメディア王」に成り上がる姿を描いていく本作。7話では、偽版の罪で捕まった地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)に代わり、地本問屋の仲間内で新たに吉原の紹介本「吉原細見」を手掛けることに。

そこに名乗りを上げた蔦重は「これまでの倍売れる細見」を作ると主張、それを成し遂げた暁には「地本問屋の仲間」に入れてもらえるよう約束を取りつけた。

四五六を演じたのはベテラン芸人・ダチョウ倶楽部の肥後克広で、蔦重とのやりとりが話題に。

予算がない蔦重の無茶ぶりに「んな割の悪い仕事受けられっか、べらぼうめ」と一蹴して追い返そうとした四五六だったが、「わかりました。吉原での大宴会つきでいかがでしょうか」との声に一転、部屋に蔦重を招き入れ版木作りを快諾する。

蔦重が時間ギリギリまで改良を重ねるため、そのたびに版木を掘り直すことになった四五六。「こんなもん、吉原十篇でも足りねぇぞ」とキレながらも蔦重に懐柔され、渋々版木を彫っていった。

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公式SNSで四五六の裏話と横浜との共演シーンにまつわる動画を投稿している。

動画には、彫りの指導を受けたり、たくさんのスタッフに囲まれながら本番前の段取りの確認をしていたりと貴重な現場の様子を公開。

このシーンについて、「蔦重の無茶ぶりに応えてくれた彫師・四五六。演じた肥後克広さんは『本職人さんの技術に圧倒されながらも、やればやるほど板木への愛は高まりました』と話していました」と肥後の発言をつづる。

また役については、「 『腕は確かな職人。しかしながらお調子者で、べらぼうな愛おし彫師です』と、役への愛もたっぷり。役名もお気に入りだそうです」とのこと。

肥後が熱演した四五六は視聴者にも好評。「お2人の掛け合い楽しかったですねー」「肥後さんは隠れた名優だよな」「彫師としてのプライドと、お茶目なところも併せ持つ素敵な人物でしたね」「画面では一瞬のシーンでも真摯な作り込み 頭が下がります」といった称賛の声が殺到している。

ただ、あまりにも違和感なく演じたせいか「肥後さんだと全然気づかなかった」「おぉー気付かなかった! 演技も『職人』ですね」と驚く声も目立っていた。としらべぇは報じた。

大河『べらぼう』公式、貴重な“撮影裏”公開 ベテラン芸人が演じた彫師に称賛殺到「演技も職人ですね」 – Sirabee大河『べらぼう』公式、貴重な“撮影裏”公開 ベテラン芸人が演じた彫師に称賛殺到「演技も職人ですね」 – Sirabee

編集者:いまトピ編集部