清原和博(57)、当確か
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今年最大の政治イベントが、7月の参院選だ。
各党が候補者の選定を急ぐ中、タレントとして活躍する“デヴィ夫人”ことデヴィ・スカルノ氏が、政治団体「12(ワンニャン)平和党」を立ち上げ、7月20日投開票が見込まれる次期参院選比例区での出馬を表明した。
2月12日の会見でデヴィ氏は「犬猫と共生する優しい世界を目指す」とした上で、(1)犬猫の食用禁止の法制化、(2)災害時における犬猫の救済――など12項目の“犬猫政策”を掲げた。
併せて次期参院選では「最低でも2議席」の確保を目標とし、比例区と都市部の選挙区に計10~30人の候補者擁立を目指す方針も明らかにした。
「議席獲得の可能性はあるのか?」。
いぶかる声が多いが、可能性は十分あるという。
なぜなら「選挙の神様」の異名を持つ藤川晋之助氏が選対本部長に就いたからだ。
「昨年の都知事選で藤川氏が参謀を務めた石丸伸二氏(前安芸高田市長)は当選こそ逃したが、小池百合子都知事の対抗馬と目された蓮舫氏を37万票上回る165万票を獲得。しかし、デヴィ氏はその石丸氏が6月の都議選へ向けて立ち上げた地域政党『再生への道』には参画せず、ワンニャン新党を選んだ。背景には大物著名人のサプライズ擁立が進んでいるとの情報がある」(スポーツ紙デスク)
藤川氏は「現時点での立候補予定者はデヴィ夫人とまだ名前の出せないのが2人」と含みを持たせたが、本誌が入手した情報によれば、そのうちの1人は清原和博氏だという。
清原氏はPL学園時代から怪物と注目され、桑田真澄氏(現巨人二軍監督)との“KKコンビ”で夏の甲子園大会で2度の優勝。西武、巨人、オリックスの主砲で活躍した球界の番長だ。
強面だが、実はデコピン(コーイケルホンディエ)を飼うドジャースの大谷翔平に負けず劣らずのワンコ好き。愛犬の名は「常吉」、オス4歳のボーダーコリーだ。
清原氏が“アニキ”と慕っていた歌手の長渕剛が主演したテレビドラマ『とんぼ』で、俳優の哀川翔が演じた弟分役の水戸常吉にあやかって名付けたという。
“黒歴史”を持つ清原氏が、参院選に出馬した場合、有権者の反発はないのか。
前出のスポーツ紙デスクは「いや、まったく逆。脈ありどころか、当確でしょう」と分析する。
「清原氏に投票するのは野球ファンばかりでない。薬物事件を起こしたが、その後、更生して社会復帰を目指す姿は更生支援や社会復帰を重視する層から支持を得られる。元妻でモデルの亜希さんとともに2人の息子を慶大野球部選手に育てた実績。トーク力もあり、当選の要素はてんこ盛りだ」(前出・スポーツ紙デスク)
それにも増して愛犬・常吉の存在が大きい。
連れ立って出馬すれば、話題を呼び、ワンニャン新党の看板犬になれる。
デコピン&大谷翔平との相乗効果で党の支持率アップにも波及する。
これが選挙の神様が描く“勝利の方程式”だ、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部