鹿島アントラーズ、優勝の可能性も
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川崎フロンターレで7つのタイトルを獲得した鬼木達監督が就任し、シーズン前から期待されていた鹿島アントラーズは、開幕戦は湘南ベルマーレに0-1で完敗し、チーム作りを不安視する声があったが、第2節では東京ヴェルディに4-0と圧勝。
わずか1週間で何が変わったのか。クラブOBで元日本代表の名良橋晃氏が、自身のYouTubeチャンネルで分析。チームが生まれ変わった原因は守備にあると指摘したという。
「開幕節は足元だけになっていたが、松村選手が左でランニングして、ツートップのどちらかが降りてくるなど、攻守で整理ができていた。守備の切り替えなど、アントラーズの方が完全に上回っていた」
さらに名良橋氏は
「いい守備が前からできていたので、ラインを押し上げられるし、常に(前線から最終ラインまで)コンパクトに保っていた。ヴェルディが後ろから繋げたいのを、繋げさせないようにしていた。ヴェルディのよさを消していた感じがある。全てが噛み合っていた。どこでボールを奪うのか、といったことが全て機能していた。1週間でここまで立て直すのは、すごく見事」
と話し、鬼木采配を絶賛。よかった選手として樋口雄太と小池龍太の名前を挙げ、
「樋口選手は柴崎選手のよさを引き出しているし、下からのビルドアップでも顔を出してくれる。パスの選択肢を増やしてくれた。(小池は)黒子役として守備でもハードワークをしていたし、得点にも絡んでいたので、刺激を出していた」
そして、最後に
「今年の戦い方の道筋が完全に見えた。会心のゲーム。いい一歩を踏み出せた」
と断言したとのこと。
鹿島はアルビレックス新潟、FC東京とホームでの2連戦を控えるが、ここで結果を出して勢いに乗れば、優勝の可能性が見えてきそうだと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部