『ドラマ』実力派俳優「やっと世間に知れ渡り始めた」樹木希林の最後の愛弟子

吉村界人の実力が世間にやっと知れ渡り始めたようだ。今クールのドラマで言うと、芳根京子主演の「まどか26歳、研修医やってます」(TBS系)で、若月まどか(芳根)の同期で最年長の研修医・桃木健斗を演じている。桃木(吉村)は芸人を目指していたが成功せず、浪人して医者を目指すようになった、大病院の院長、兄弟も医師という環境で育ったバリバリのコンプレックスを持っている人物という設定だ。
同期の横川萌(小西桜子)に猛アタック中だが、相手にされていないのが現状だ。ドラマの中では「令和のパッチ・アダムスを目指そうと思っています」と言い、小児科医になろうとしているようだが、まだ確定には及んでいない。
また、市川実日子主演の「ホットスポット」(日本テレビ系)第4話では、ヤカラ系の若者クレーマー・安川として清美(市川)を困らせていた。吉村の演じるヤカラ系キャラが私は大好物で、昨年話題になったNetflix配信ドラマ「地面師たち」で演じた、ホストクラブ「CRAZY LOVE」の人気NO.1ホスト「楓」を演じた時もワクワクした。
しかし吉村がこれまで演じてきたキャラの中で最も好きなキャラは、2018年放送の石橋凌主演深夜ドラマ「スモーキング」(テレビ東京系)で演じた、セリフらしいセリフがほとんどないヒフミン役だ。現在もNetflixで配信されているので、興味のある人は心を鷲づかみにされる覚悟で見てほしい。
吉村といえば、2018年5月公開の山崎努と樹木希林さんW主演の映画「モリのいる場所」で樹木さんと初共演し、樹木さんから「ジュリーに似ている」と話しかけられ、「樹木希林の最後の愛弟子」と呼ばれるほど仲よくなったことで有名だ。その当時は「なぜ?」と首をひねる声がネット上にはあがっていたが、今なら、樹木さんの気持ちに共感する人が大勢いるのではないだろうか。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部