2025/3/4 13:00

フジテレビ、ついに

フジテレビ

元タレントの中居正広氏が起こした女性トラブルに端を発する問題で、フジテレビの2月の放送収入が前年同月比で9割減となる見通しであることが分かったという。

スポンサー離れの影響で、同局を代表する音楽特番『FNS歌謡祭 春』や、夏の恒例となっている『FNS27時間テレビ』の放送中止が決定し、4月から放送が始まる新番組も、撮影場所が確保できないなどの苦労に見舞われているとのこと。

「特にドラマ班からは『良い作品を撮れないかもしれない』という声が出ているようですね。既存の番組も予算削減を求められ、制作費が半分になる番組もあるとか。現在は3月末に提出される第三者委員会の報告書を待つ状態ですが、不祥事が判明すればCMが入らない期間が延びる。疑いが晴れてもCM収入は激減するでしょうし、社員の間ではテレ東以下の存在になると嘆き節が出ています」(民放関係者)

放送中の番組ももちろん騒動の余波を受けており、一番巻き添えを食ったとされるのは月9ドラマ『119 エマージェンシーコール』だという。

清野菜名が初のゴールデン帯主演を務める同作は、消防局の通信指令センターが舞台。リアルな緊急救命の現場を扱い、見逃し配信では1話から5話まで連続で200万再生を超える記録を達成。視聴率も7%台をキープし、ここ最近の月9作品としてはまずまずの数字を叩き出しているが、中居氏・フジテレビ問題により、撮影協力していた横浜市消防局がクレジットの削除を要請し、同番組のPRポスターの配布を総務省消防庁が延期。“災難なドラマ”としてクローズアップされ、正当に評価されていないのが現状だという。

「清野が所属するトップコートは、主演クラスの俳優を多く抱える大手事務所ですが、今回の一件にカンカンのようだ。このままだと、フジの作品をボイコットする可能性も出てくる」(スポーツ紙記者)

そんな中、『119 エマージェンシーコール』が放送されている“月9枠”を廃止しようという動きがあるようだという。

フジの月9といえば、これまで数々の名作ドラマを生み出してきた放送枠。最近では2桁視聴率を取れず低迷を極めているが、それでも人気の高い枠であることは確か。

「フジは、大幅にドラマの放送枠を作り直すそうだ。平日のゴールデン帯はドラマよりバラエティー番組のほうが調子良く、9時台のドラマを減らす方向だとか。視聴率が振るわない月9にもメスが入り、来年からドラマではなくバラエティーを放送する案があるという話。月9は、悪しき時代のフジの象徴でもありますし、放送枠をなくすことで生まれ変わりをアピールするつもりのようです」(他局の編成担当者)

月9といえば、中居氏の元同僚である木村拓哉が何度も主演を務め、多くの作品を大ヒットさせてきたが、中居氏の騒動がキッカケで消滅するとなれば、なんとも皮肉なことだと「週刊実話WEB」が報じている。

フジテレビ“月9枠”消滅危機!「悪しき時代のフジの象徴」バラエティー放送で生まれ変わりアピールか/サマリー|週刊実話WEBフジテレビ“月9枠”消滅危機!「悪しき時代のフジの象徴」バラエティー放送で生まれ変わりアピールか/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部