第6話以降は3%台が続くが...『冬ドラマ』絶賛の声「4話以降でどんどん面白くなってきた」

『日本一の最低男』は、不祥事でテレビ局を退職した元プロデューサーの大森一平(香取)が、生活者目線を持っていることを世間にアピールして次期区議会議員選挙で当選するため、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと一緒に暮らす“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。
家族嫌いで子ども嫌いの主人公がさまざまな問題と向き合っていく中で、義弟家族と本当の家族のような関係を築き、次第により良い社会を作りたいと思うようになり、やがて本気で選挙に立候補することになる――という物語が展開されている。
香取にとって、SMAP時代に出演した2014年放送の『SMOKING GUN~決定的証拠~』以来、約11年ぶりのフジテレビ系連ドラ出演と話題になった同ドラマ。
初回の平均視聴率は世帯5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人3.1%とそこそこだったものの、その後は右肩下がりとなり、第4話で世帯3.7%、個人2.2%までダウン。第5話で世帯4.1%、個人2.4%に微増したが、第6話以降は3%台が続いてしまった。
同作への反響について、ドラマライターの北村有氏が語る。
「放送当初は『まあ、こういう展開になるよね』って感じで、視聴率的にもそこまで話題にはなっていませんでした。しかし、回を追うごとに『じわじわハマる』とSNSで評判が上がってきてるのが興味深いところ。特にひまり(増田梨沙)と朝陽(千葉惣二朗)の子役コンビがすごくナチュラルで、見てるうちに応援したくなるのもポイントだと思います」
実際、ネット上では「序盤は正直脱落しそうになったけど、4話以降でどんどん面白くなってきた。回を追うごとに話の厚みを感じる」「3話までがTVerで見放題になっているけど、そこまでで離脱した方はもったいない!私は4話で心を鷲掴みにされました」といった声が続出。
序盤で視聴者離れが起きていたとしたら残念だが、見続けている視聴者からは「毎回心に刺さるドラマ。出演者がみんな良いし、脚本も素晴らしい」「日常生活に潜む問題に向き合う人々に共感しっぱなし。このドラマを見て選挙に行く人が増えてほしいし、政治家にも見てほしい」といった絶賛コメントが数多く寄せられているとサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部