2025/3/8 10:10

今日『うまい棒』10万円(税込み11万円)限定50本で発売

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昨年10月に1本当たり3円値上げして15円(税抜き、以下同)になったスナック菓子「うまい棒」。1979年の発売当初から1本10円を維持してきたが、22年1月についに12円に値上げ。原料のコーンや植物油に加え、人件費や配送費、資材などの上昇で価格維持が難しくなったからだ。

 そして、2度目の値上げとなったわけだが、消費者からは不満どころか「ここまで安く売ってくれてありがとう」と、感謝の声が相次いでいる。わずか15円で買えるお菓子はそうそうないのだから当然か。では、うまい棒が1本「10万円」になったら、どれだけの人がありがたがって購入するだろうか。

 実は、現代美術家の松山智一氏とうまい棒の販売元「やおきん」が共同開発した駄菓子「うまい棒 げんだいびじゅつ味」が1本10万円(税別)で、3月8日から限定50本で売り出された。このうまい棒は「観賞用」で実際に食べることはできないが、ファンとしてはなんとも気になる一品だ。

 松山氏は「広く親しまれた商品にアートという概念を用いて新たな価値を創出できるか問いたい」としており、要は松山氏の名前に10万円(税込み11万円)を出せるかが試されているとも言えそうだ。とはいえ、10万円はちょっと無理をすれば捻出できそうな金額でもあるだけに、頭を悩ませる人も多いのではないかとアサ芸ビズは報じている。

10万円の「うまい棒」って何だ! 試される購入者の先見力と審美眼  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ10万円の「うまい棒」って何だ! 試される購入者の先見力と審美眼 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部