「送別会でバスタオルを贈ったらパワハラ認定」に「意味がわからない」

職場におけるパワハラやセクハラは、企業の健全な運営を阻害し、従業員の士気を低下させる深刻な問題だといい、近年は相談窓口も設置され、行き過ぎた行為には指導やペナルティが科されるが、中にはどこからどこまでがハラスメントになるのか、「線引き」に迷うケースも見受けられるとのこと。
このケースについて、あなたはどう感じるだろうか。
「知りあいの部長(55歳男性)が部署異動する部下(27歳女性)の送別会でバスタオルを贈ったら、後日パワハラ認定され厳重注意された話、色々と考えさせられるな。部長は『フェイスタオルだとギフトのボリューム感がないから』という理由からだったそうだが、もらった側はキモくて吐きそうだったとか」
この一文がXに投稿されるや、タイムラインには
「バスタオルって普通に嬉しくない?」「バスタオルでパワハラ認定って意味がわからない」「ジェラピケのバスタオルだったら喜んでもらってたかもしれないね」「女性はこれを使う時の自分の姿を想像されてるかもという、被害妄想に近い忌避感ですね」
といった様々な意見が飛び交ったという。
そもそもバスタオルはお歳暮などの定番商品で、通常は贈り物にしたからといってパワハラやセクハラに当たるとは考えないといい、多くの人はなぜダメなのか疑問に思った様子。
もっともこのやりとりだけでは上司と部下がどのような関係だったかはわからず、減俸処分されたというぐらいだから、もしかしたら伏線になるような出来事が事前にあったのかもしれないという。
ハラスメントの要件は「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務上の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」とされている。そもそも年の離れた部下への贈り物は、最初から控えたほうがよかったのかもしれないと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部