2025/3/20 20:17
『憧れの車』3月末で日本向けの生産終了…発売当初は1300万円以上「なんと180万円から販売」

米国のトランプ大統領は3月11日、盟友のイーロン・マスク氏がCEOを務めるテスラの業績不振を受けて、上記のように自ら購入意思を表明し、消費者の「テスラ離れ」を牽制した。
トランプ政権発足後、マスク氏は連邦政府の予算と人員の大幅カットを主導し、国民の反発を招いている。その結果、テスラ車の販売不振が加速し、今やテスラの株価はピーク時の半値に下落している。
この傾向は日本でも同様だ。テスラは日本での販売台数を公表していないが、すでに高級EVの「モデルS」と「モデルX」の日本向けの生産を3月末で終了すると発表しており、4月以降は在庫車と中古車のみの販売になる。つい数年前までは「憧れの車」だったテスラ車だが、いまやかつての栄光は見る影もないのが現状なのだ。
もっとも、テスラに乗ってみたいという人にとっては、逆に絶好の買い時、という見方もある。中古車販売サイトを見ると、発売当初は1300万円以上した「モデルS」が、なんと180万円から販売されている。さすがにこの価格帯になると走行距離は10万キロを超えてくるが、2~3万キロ程度の低走行車でも300万円台で購入できる。こうなると、食指が動く人もいるのではないかと、アサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部