2025/3/25 09:56
『最終回』使い古された設定に…「失礼なのでは」

3月22日に最終回を迎えた川口春奈主演ドラマ「アンサンブル」(日本テレビ系)にどうしてもひと言、物申したい。脚本家はこれが「おもしろい」と思って書いていたのだろうか。もし胸を張って「思っていました」とおっしゃるなら、職業転向をお勧めする。
川口演じる瀬奈と松村北斗演じる優が、実は幼い頃に雪が降り始めた夜に出会っていました、だから2人とも雪の降り始めがなぜだか好きなんです、つまり2人の恋は運命なんです、と言いたいのなら、演じている川口と松村を筆頭に、視聴者全員に対して失礼だ。ここまで安っぽく使い古された設定を大ラスで演じさせられた役者は、おそらくかなりキツかったと思う。それを見せられた視聴者の多くは、ネット上の反応や友人からの怒りのLINEを見る限り、間違いなく「スン」としていると思うのだが、この憤りはどこに持っていけばいいのだろうか。
「実は幼い頃に出会っていましたエピ」は、3月25日に最終回を迎える永瀬廉主演ドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」(フジテレビ系)でも使用されている設定だが、少なくともこちらのドラマでは最終回の大ラスには使われず、連ドラ後半部にサラリと使われたからあまり気にならなかった。ところが「アンサンブル」では取って付けたように大ラスで、子役が演じる瀬奈と優が出てきて名前を教え合ってから別れるところで幕が下りたから、はらわたが煮えくり返っている。
なぜ、最後の最後に川口と松村を見せないんじゃい!川口と松村の新作ドラマを早く見たい。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部