『朝ドラ』28日最終回に…ワースト視聴率確定的「視聴者おいてけぼり」

橋本環奈がヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』が3月28日に最終回を迎えた。
ネット上では「終わりよければすべてよし」といった温かい反響もあがっているが、困惑した視聴者も多いようだ。
最終回では、結が幼少期、阪神・淡路大震災で被災した際に避難所で出会った女性・雅美(安藤千代子)と再会。一緒に笑顔でおむすびを食べるシーンで締めくくられた。
1995年1月17日の発災直後、雅美はおむすびを作り、結ら親子が身を寄せる避難所まで届けたが、まだ幼かった結は「おばちゃん、冷たい。チンして」と言ってしまった過去がある。
そんな背景を持つ2人が再会するという伏線回収のようなラストに、
《おむすびを一緒に食べる、ただそれだけの場面なんだけど、泣けた。 良いラストでした》《幸せな気持ちになれたよ》
など、SNSでは感動したという声があがったのだった。
一方、“ポカーン”としてしまう視聴者も多かったという。
「本作の制作統括によると、結は雅美と毎年1月17日に会う仲とのこと。あえて避難所での回想シーンを入れなかったのは、視聴者を信頼してのことだとか。しかし、結が“チンして”発言を後悔する描写もなければ、雅美と毎年会っている様子もない。そもそも雅美の登場も数カ月ぶりで、『誰だっけ?』と置いてけぼりになる視聴者も当然いました」(芸能ライター)
初回視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタートした『おむすび』は、初週こそ16.1%だったが、2週目は14.7%、3週目は13.5%と、“おむすびころりん”のごとく転げ落ちてしまった。
「ドラマへの評価は個人差があるにせよ、橋本にとって女優人生で“最大の汚点”になってしまった感は拭えません。朝ドラ史上ワースト視聴率更新も確定的ですからね。橋本はすでに、4月22日スタートの連続ドラマ『天久鷹央(あめく・たかお)の推理カルテ』(テレビ朝日系)にクランクインしている。同作は、ベストセラー作家・知念実希人氏による同名シリーズの初実写化で、成功が約束された作品といえます。朝ドラの“黒歴史”を新ドラマで上書きしたいところでしょう」(同)
『おむすび』の仕事を取ってきたマネージャーに、「使えねぇ」と激怒していなければいいが…と、週刊実話は報じた。
編集者:いまトピ編集部