春のお出かけに『体験型イベント』

暖かくなってきましたね。そこで、休日に楽しいイベントに出かけてみるのはいかがでしょうか。ショッピングやアウトドアもよいけれど、ゲーム感覚で楽しめる謎解きイベントや没入体験ができるといった、最近話題の“体験型イベント”がオススメですよ!
■「チ。―地球の運動について― 地球(いわ)が動く」
2025年3月14日~6月1日まで、日本科学未来館で開催されるイベントです。これは、2022年4月まで小学館の週刊ビッグコミックスピリッツで連載されていた漫画家・魚豊さんの人気作品「チ。―地球の運動について― 地球(いわ)が動く」の特別展で、ただの展示会ではなく学ぶ楽しさを体感できる体験型であるところが特徴です。
この作品は5世紀のヨーロッパ某国を舞台に地動説を命懸けで探究する人々を描いたフィクションで、その壮大な舞台の世界観を実体験できるのだとか。アニメの名場面を忠実に再現した体験型展示や迫力満点の映像演出、アニメの世界をそのまま感じられるフォトスポットなどの他、謎解きも楽しめるそうですよ。
会場では「地動説研究ノート」という冊子が配られ、展示を回りながらクイズに挑戦し、アニメを通じて得た知識や新しい発見を楽しめる仕組みになっています。今では当たり前の地動説ですが、かつて天動説が主流だった時代、それが確立されるまでの苦難の歴史と真実を解き明かした壮大な歴史を体感できます。
いち早く体験してみたところ、サカナクションの主題歌やキャラクターの熱いセリフに胸を打たれ、まるで映画を観ているような感覚でした。壮大な歴史にどっぷりと浸かって体験したい人はぜひ!
■葛飾北斎 没入型イマーシブアート展「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」
2025年3月14日~年6月1日まで、東急プラザ渋谷で開催されるイベントです。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎のアートは今もなお世界中で愛され続けていますが、この展示はただの展示ではなく、映像と触覚と音を駆使した次世代の没入体験ができるのが他とは違うところです。代表作である「冨嶽三十六景」をテーマに、まるで北斎が生きた江戸時代の浮世にタイムスリップしたかのような気分になれるそうですよ。
作品が臨場感のある超高精細イメージデータとしてLEDディスプレイに映し出される他、先端の触覚提示技術によって床がまるで水たまりや砂浜であるかのような感覚になる演出など、圧倒的な江戸の景色への没入感を堪能できるのだとか。北斎に興味がなくとも、単純に「江戸時代に行ってみたい!」と思ったことのある人にもオススメです。
■西武鉄道×リアル謎解きゲーム「なぞたび列車物語2025 不思議な町の願いごと」
2025年2月14日~8月31日まで、西武線各駅で開催されるイベントです。西武線の駅をめぐる謎解きゲームで、物語の主人公である少女が偶然に迷い込んだ不思議な世界での謎説きを進めていきます。
謎解きキットには冊子やギミックツールが入っており、それらを活用して駅を移動しながら沿線に仕掛けられた謎を解き明かすのだとか。所要時間は7時間程度とあって、1日中不思議な世界にどっぷり浸かって楽しめそう。
また、ただ謎を解くだけでなく他のお楽しみもあります。それが、沿線のグルメやショッピングを楽しめる対象施設での特典付きクーポン。西武線の列車の旅をお得に楽しめるのも魅力ですね。
いかがでしたか? どれもこの春、これまでにない体験ができそうなイベントばかり。日常から離れて没入体験すればリフレッシュもできそうですね。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部