2025/4/7 16:02
『ココイチ』新作(税込1230円、テイクアウト1284円)想像していたものと違う
カレーチェーン「CoCo壱番屋」が、4月1日から「ほぐして食べる粗挽きキーマカレー」(税込1230円、テイクアウト1284円)なる、一風変わった数量限定商品を発売しているという。
同商品は、ルーに浸かった「キーマ(挽き肉)ボール」を自分の好きなタイミング、好みのほぐし加減で食べられるのが特徴と謳われているといい、実際に目の前にすると、そのキーマボールはミニハンバーグといった具合で、これをほぐして本当にキーマカレーになるのか…少々不安になる見た目だとのこと。
まずはキーマボールをほぐさずにルーを食べてみると、赤ワインとみそが効きコクが深く、ピーナッツやアーモンドといったナッツ類の香ばしさも加わって高級感漂う味わい。
そこにキーマボールを少しほぐし混ぜると、粗挽きの肉肉しい味わいや、練り込まれたコリアンダー、クミンといったスパイスのパンチが割って入り、ルーの高級感とキーマボールの荒々しさの対比が面白いといい、ほぐし具合によってそのバランスを自在に変えられるので、これは確かに楽しく味わえるようだ。
ただ、懸念していた通り、これがザ・キーマカレーかというと、多くの人が想像していたものと違うと感じるのではとのこと。キーマカレーの挽き肉の粒立った感じはなく、記者の場合、どうしても単に「ハンバーグをほぐし入れたカレー」といった印象が拭えなかったという。
キーマカレーかどうかにこだわらなければ、挽き肉の塊をほぐすことで味わいを変えられるアイデアは面白く、これはこれかと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部