2025/4/13 15:42

佐々木希(37)丸くなった

佐々木希

「朝ドラ不振、公園キス、パワハラ騒動に揺れた女優と“ヤンキー伝説”を持つ女優のガチンコ共演ですからね。軋轢が生じるであろうことは、火を見るより明らかです」(芸能ライター・小松立志氏)

3月28日に放送が終了した橋本環奈(26)によるNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の期間平均世帯視聴率が関東地区で過去最低の13.1%だったことが、ビデオリサーチの調査で分かった。

これまで最も低かった2009年度後期の倉科カナ主演『ウェルかめ』(13.5%)を下回り、朝ドラ歴代最低記録を更新。ちなみに、関西地区は12.0%、名古屋地区は13.8%。舞台の一つとなった北部九州地区は12.9%だった。
最終回の平均世帯視聴率は関東地区12.5%、関西地区12.6%。20%とはいかないまでも、最終回は15%は欲しかったところだろう。

『おむすび』は、平成元年生まれで福岡育ちの主人公(橋本)がギャル文化に触れながら栄養士の道を歩むという物語だった。

「脚本、キャスティングなど敗因はいろいろと考えられますが、終わってしまったことは仕方ありません。NHK局内では現在放送している今田美桜主演の朝ドラ『あんぱん』を全力で支援しているため、すでに“なかったこと”になっています」(芸能記者)

芸能界の荒波を乗り越えてきた橋本のメンタルも、すでに“なかったこと”と割り切っているようだ。

「彼女は舞台『千と千尋の神隠し』で主役の千尋を国内外で好演。大みそかの『NHK紅白歌合戦』で3年連続の司会を務めるなど、大躍進を果たしました。一度の失敗でくよくよするタマではない」(同)

とはいえ、昨年の橋本は苦境に立たされた1年でもあった。

「週刊文春が環奈のマネジャーに対するパワハラ疑惑を報道。『使えねえ~』が口癖で、8人の現場マネジャーが辞め、2月に9人目が退職という報道まであった。他にも、ロケ先に彼氏の中川大志を呼んでイチャついているところもキャッチされています」(芸能レポーター)

さらに2月、舞台『千と千尋の神隠し』の中国・上海公演(7月14日~8月17日)のキャスティングが発表され、驚きの声があがった。

「この舞台は、橋本さんと上白石萌音さんが作り上げたものでした。しかし、橋本さんと福地桃子さんのダブルキャストだと発表された。他の主要キャストにしても橋本さんとの関わりを切りたかったから?という噂も流れるほど」(芸能プロ関係者)

そんな橋本は、今クールの連続ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系・4月22日スタート)に主演する。驚異の診断能力を誇る天才ドクターが、医学的な知見と診断能力を武器に、内科医と共に不可解な症状や現象の真相に迫る本格医療ミステリーだ。

「収録はすでに始まっています。長台詞を1発でこなす彼女の女優魂に、スタッフは感心しているそうです」(テレビ局関係者)

ただ、文春砲もあってか、制作スタッフの中には、橋本と緊張感を持って接するこ人も少なからずいるようだ。そんな張り詰めた現場への彼女の差し入れが話題になっている。

「3600円もするチョコレート洋菓子です。1箱10個入りで、これを現場に150箱ほど用意。総額50万円の差し入れです」(前出・芸能レポーター)

これにはテレビ朝日ならではの事情がある。

3月末、2024年度の年間世帯視聴率(2024年4月1日~2025年3月30日)の発表があり、テレビ朝日は全日(6時~24時)、ゴールデン(19時~22時)、プライム(19時~23時)で首位となり、3年連続で三冠王に輝いた。

「好調のテレ朝で、主演ドラマがコケたら『低視聴率女優』のレッテルを貼られてしまう。橋本さんも必死なのです」(同)

そんな橋本と姉妹役で共演するのが、佐々木希(37)だ。

「緊張感という点では、スタッフより『橋本環奈VS佐々木希』の方が凄いかもしれません」(前出・関係者)

佐々木は橋本と同様、3月末に主演ドラマ『地獄の果てまで連れていく』(TBS系)が終了したばかり。

「今度は脇役ですが、夫の『アンジャッシュ』渡部健による多目的トイレ不倫発覚以降、タレント活動が苦戦していますからね。2児の母でもある佐々木さんが出て稼ぐしかない。これからは子供たちの学費も掛かります」(前出・芸能レポーター)

3月25日、美容家電のイベントに登場した佐々木はドライヤーをPRした際、美髪の秘訣について、「絶対に髪を乾かしてから寝ることです。夫婦関係も美容も、小さなことの積み重ねが必要ですね」と話した。

タブーだった“渡部ネタ”も昨年あたりから解禁。また、新たな試みとして、ドラマの番宣を兼ねて、3月22日放送の特番『芸能人格付けチェックBASIC~春の3時間スペシャル~』(テレビ朝日系)に出演。休養発表前の『ダウンタウン』浜田雅功がMCだったが、話題をさらったのは初参戦の佐々木だった。

佐々木は神尾楓珠、桐谷健太と共に『チーム春の新ドラマ』のメンバーとして出演。彼女はほぼすべての問題を間違えたため、浜田から「佐々木“地雷”希」の称号を与えられ、終始イジられていた。
他チームの出演者からも突っ込まれていたが、佐々木は嫌な顔一つ見せず、自虐を交えながら場を盛り上げていた。

「結婚して母となり、夫の不倫を乗り越えたことで、人間が丸くなりました。ここにきて、好感度は爆上がり。バラエティー、トーク番組からのオファーも増えていくでしょう。彼女の過去を知る者からすると、ちょっと信じられません」(芸能関係者)

10代の頃、JR秋田駅前の商業施設で働いていたところをスカウトされた佐々木には“美しすぎる少女”という評判に加え、いわゆるヤンキー伝説もあった。

「『ミスドでいっぷく』と書かれた10代の佐々木と思しき美少女が咥えタバコでポーズをキメている写真があるとか、不登校だった中学生時代、自宅まで呼び出しに来た担任教師に急所蹴りを入れたなど、地元でのヤンキー伝説には枚挙に暇がありません」(夕刊紙記者)

そして今回、パワハラ疑惑のある橋本との共演が注目の的になっている。

「今のところトラブルは聞こえてきませんが、橋本の態度の悪さにブチ切れた佐々木が急所蹴りを入れる可能性は十分にありますよ」(同・記者)

ドラマ収録現場での橋本と佐々木の“裏番バトル”も見どころだと週刊実話WEBは報じている。

パワハラ疑惑・橋本環奈vsヤンキー伝説・佐々木希 新ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』で頂上バトル勃発か/サマリー|週刊実話WEBパワハラ疑惑・橋本環奈vsヤンキー伝説・佐々木希 新ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』で頂上バトル勃発か/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部