『ドラマ』わずか2秒が話題に「すごくいい」

15日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、のぶ(今田美桜)の妹・蘭子(河合優実)が見せた、さり気ない“仕草”が、Xで視聴者の注目を集めている。
祭のパン食い競争への出場が認められず、のぶが不満を抱くなか、祭りの当日を迎え、朝田家は慌ただしくあんぱんを準備。蘭子とメイコ(原菜乃華)も設営と受付を手伝う。
そこへ、嵩(北村匠海)をいじめていた同級生の岩男(濱尾ノリタカ)も競争に参加するためやってくる。蘭子を見た岩男は、「のぶの妹さんですかね? お手伝いご苦労様です」と前のめりに声をかけるが、蘭子はほとんど目も合わせず「いえ…」と気のない様子で受け流す。
一方、釜次(吉田鋼太郎)に頼まれて参加することになった豪(細田佳央太)がやってくると、蘭子は「豪ちゃんも出るが?」と驚き、「応援するきね」と笑顔に。豪が恐縮して「足は遅いがです」と打ち明けると、蘭子は「力は強いのに」と微笑み、そっと自分の前髪を手ぐしで直す。
わずか2秒ほどだったが、蘭子の仕草にハッとした視聴者は多かったもよう。
Xでは「蘭子は豪が? 急に髪を直すし…もしかして」「耳に髪をかけるシーンに乙女心が出てましたね」「はじらうように髪を気にする蘭子」「蘭子ちゃんが耳に髪をかけたのにグッときました」」「他の男子にはツンとした蘭子が、豪ちゃんの前で髪をツッといじるの可愛い…」と反応する声が続出。
「次女の蘭子は豪ちゃん好きやったんやな。表情とちょっとした仕草で想いが伝わってくる。いやあ素晴らしい。河合優実の演技のうまさと演出の良さが相まってすごくいい」と演技を評価するコメントもみられた。
ほかにも、岩男が蘭子に気があると読む人もおり、ネット上では「三角関係」との声や登場人物たちの恋の行方に盛り上がる様子も。
また、競争でビリになった豪を最後まで懸命に応援していた蘭子。最後の組の競争で、嵩の代わりにのぶが飛び入り参加したことに驚きつつも声援を送る。
その一方で、嵩の代わりにのぶが飛び入り参加した組では、あんぱんを釣っている竿をひじを使って揺らした岩男に、メイコが「あの人、ズルしゆう!」と言うと、蘭子は「こすい! 食パンの角に頭ぶつけて死んでしまえ!」と過激なヤジを飛ばし、メイコを驚かせる。
「蘭子ちゃんに明らかに見とれてた岩男が、レース中食パンの角に…と言われていたとおもうと、今のところ見込みなし(寧ろマイナス)になったの残念だなぁ(笑)」「蘭子ちゃんが『食パンの角に』って呪っていたのがおかしくて」「岩男、一目惚れの蘭子さんに『食パンの角に頭ぶつけて死んでしまえ!』まで言われとったで(笑)」「長めの悪口、言うの最初から考えとったやろ(笑)」とツッコミが。
さらに「のぶと違って一見大人しそうに見えても、しっかり朝田家の男勝りなDNA受け継いでるわ」「食パン角に頭ぶつけても怪我一つしないでしょうから、イカサマな人への痛烈な嫌味でしたね!」「そもそも蘭子は豪ちゃん推しなので眼中にない」といった意見も見受けられた、とSirabeeが報じている。
編集者:いまトピ編集部